別所哲也が語る「煩悩の創造性」！文化とエンタメの深い関係とは

煩悩とクリエイティビティが交錯するトークイベント

2025年12月13日（土）、龍谷大学深草キャンパスにて「煩悩とクリエイティビティ」プロジェクトの一環としてトークイベントが開催されます。このイベントでは、俳優で国際短編映画祭の代表を務める別所哲也氏と、龍谷大学心理学部の教授・野呂靖氏が登壇し、煩悩というテーマを新たな視点で探求します。

煩悩の再評価

「煩悩」とは一般的にネガティブに捉えられることが多いですが、本プロジェクトではそれを前向きな資源として再評価することを目的としています。私たちの心の奥深くに根ざす煩悩を、どのようにしてクリエイティビティに結びつけ、新しい価値を生み出すことができるのか。そのための学びの場として、参加者と共に考えていきます。

ゲストとプログラム

トークイベントでは、別所哲也氏と野呂靖氏が「煩悩」というテーマに基づいて対話を展開します。別所氏は、90年の日米合作映画『クライシス2050』でハリウッドデビューを果たし、以降も映画やテレビドラマ、舞台、ラジオなど多岐にわたり活動しています。特に、自身が主宰する国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」は、日本での映画文化発信の一翼を担っています。

一方、野呂靖氏は仏教学の専門家として、煩悩に関する深い知識を持ち、心理学的視点からこのテーマを掘り下げます。文化とエンターテインメント、仏教という一見異なる分野が、実は人間の心を中心に結びついていることを示す内容になることが期待されています。