舞台の緊張と期待が交錯する瞬間
2023年10月1日、東京・六行会ホールで遂に幕を開けた、超次元ミュージカル『ネプテューヌ』Re:BOOT!!。 こちらは、アイディアファクトリー/コンパイルハートが手掛けた人気ゲームシリーズ「超次元ゲイム ネプテューヌ」のミュージカル化第二弾で、全世界シリーズの累計売上は300万本を超えるという華々しい実績を持っています。
「ネプテューヌ」シリーズは、ゲーム業界を模した「ゲイムギョウ界」を舞台に、ネプテューヌを始めとする美少女たちが登場する、「擬人化×萌え×変身」をテーマにしたRPGゲームです。初のミュージカル化が大好評を博したことから、再演が決定した本作では新たにキャストを一新し、脚本・演出には久保田唱が再起用されています。
キャストが語る舞台への思い
取材会では、四女神役を務める中川梨花(ネプテューヌ役)、田口華(ノワール役)、北澤早紀(ブラン役)、陽高真白(ベール役)が揃い、舞台にかける情熱と観客へのメッセージを伝えました。中川は「歌もダンスもアクションもあって、本当に楽しいゲイムギョウ界を皆さんも体感していただける作品になっております。今日は初日で少し緊張していますが、何より楽しんで頑張りたいと思います」と語り、作品への愛情を表明しました。
田口は「稽古ではみんなで同じ方向を向いて、良い作品を届けるために日々努力してきました。観劇を普段しない方にも楽しんでもらえるような要素が盛りだくさんです」と付け加え、特に華やかな衣装や楽曲を強調しました。
北澤は「オリジナルストーリーが展開されるので、原作ファンも初めての方も楽しめる内容になっています。個性的なヴィランたちが登場するので、彼らにも愛着を感じてもらえると思います」と、作品の多面性をアピールしました。
陽高は「稽古中は非常に仲良しでした。公演が終わるとみんなと会えないと思うと少し寂しく感じますが、お稽古中は真剣に取り組んでいました」と述べ、キャスト同士の絆を語りました。
舞台の見どころと進化
再演ということで、キャスト全員は前回の舞台を観賞し、「私たちがこの役を演じるのか」という緊張があったと中川が振り返ります。しかし、彼女は「楽しむことが大切だ」とポジティブな心構えで臨んでおり、「楽しんでいる様子をお客様にも見せたい」と意気込みを語ります。
また、田口からは「姉妹や仲間の絆が見どころ。それぞれの関係性に注目することで、より深く楽しめる」とのコメントもあり、観客にとって共感しやすい要素が散りばめられていることをアピールしました。
北澤は自身のキャラクターが戦うシーンの増加を挙げ、初演時との違いを強調。「より多様な役柄で、自由な表現ができる作品になっている」と述べ、成長を感じる部分を見どころとして語りました。
特徴的な公演内容と期待
本作では、本編終了後にライブパートも実施され、オープニング曲や回替わり曲などが披露されます。中川は「体感的には5分ほどに感じるかもしれないぐらい、次々と展開がある作品です。観客が楽しんでいるうちに、2時間があっという間に過ぎると思います」とその内容を自信満々に語りました。
最終的には「難しいことは考えずに楽しむ気持ちで、ぜひ観に来てほしい」と観客への期待を寄せました。
超次元ミュージカル『ネプテューヌ』Re:BOOT!!は、10月5日までの間、多くの観客を楽しませることでしょう。舞台を通して、新たな感動を感じることができるこの機会をお見逃しなく。