「ミツバチの絵本コンクール」最終選考作品が決定
株式会社山田養蜂場(岡山県)は、年に一度開催する「ミツバチの絵本コンクール」のイラスト(さし絵)部門における最終選考の結果を発表し、一般投票を開始しました。今回のコンクールは第26回目を迎え、自然環境とミツバチの重要さを伝えることを目的としています。
一般投票の実施
一般投票は2025年11月14日から12月8日までの期間、特設サイトで行われます。この間、全国から応募されたさし絵作品16点が対象となり、それぞれの作品の中から最優秀作品が選ばれます。全ての作品は、ストーリー部門から選ばれた最優秀作品「ぼくは888」と「ありがとうのひみつ」をもとにしており、観る者にメッセージを伝える力が込められています。
これまでストーリー部門では600点を超える応募があり、最も優秀な作品2つが決定。続くイラスト部門においても、一般の方々が選考に参加できるよう、投票制度を導入しました。この取り組みは、国民が絵本づくりに参加することで自然について考えるきっかけにしてもらうことを目指しています。
投票の詳細
投票は、特設サイトの投票フォームから行うことができ、各部門の候補作8作品の中から1作品を選ぶ形式です。投票者には、抽選で「HONEY LOVEはちみつ紅茶」がプレゼントされるので、参加する人には嬉しい特典があります。
一般投票の結果に加え、審査員の評価をもとに、最終的に選出された作品は書籍化され、全国の小学校に寄贈される予定です。この書籍寄贈活動は「みつばち文庫」という名称で行われており、1999年から続く社会貢献の一環として、毎年約2,000校に書籍が届けられています。
絵本化の意義
当コンクールの最優秀賞に選ばれた作品は、該当のストーリーを視覚的に表現した絵本として、多くの子供たちに読まれることになります。これにより、子どもたちが自然や生き物についての理解を深める一助となることを期待しています。
さらに、これまでに絵本化された作品は、数多くの子供たちに愛されており、最近では『はちみつホテル』が前回の最優秀作品に選ばれ、今年度も全国の学校に寄贈される予定です。
最終結果の発表
一般投票と審査員の評価を総合した最終結果は、2025年12月下旬から2026年1月中旬にかけてコンクールの公式ウェブサイトで発表されます。これに先立ち、投票はお一人様1回限り、WEB専用フォームを通じて受け付けているため、参加を希望する方は注意が必要です。
「ミツバチの絵本コンクール」を通じて、絵本を通して自然について考えたり、感謝の気持ちを育む機会を持ってみてはいかがでしょうか。参加することで、あなたの大切な一票が未来の素晴らしい絵本を生むかもしれません。