共演の舞台で魅せる
2025-05-16 14:28:31

阪田知樹と務川慧悟、共演の舞台で魅せるフランス音楽の真髄

阪田知樹と務川慧悟、共演の舞台で魅せるフランス音楽の真髄



音楽ファンにとって、2025年は見逃せないイベントが目白押しです。その中でも特に注目を集めるのが、ピアニストの阪田知樹と務川慧悟による共演イベント「Pianos’ Conversation 2025」です。この公演は、フランスの名曲を中心にしたプログラムで構成されており、全曲が2台のピアノで演奏されるレアな機会となっています。

この二人は、2021年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで同時入賞し、音楽界で注目を浴びた存在です。実は東京藝術大学の同級生でもあり、互いに切磋琢磨してきた特別な関係。これまでに共演したのは、2022年の名古屋国際音楽祭での一度だけでしたが、ピアノのみのプログラムでの共演は今回が初となります。

公演のメインテーマは、来年150周年を迎えるラヴェルの作品を中心に、その時代を代表する作曲家たちの楽曲を取り上げることです。前半はフローラン・シュミットの「3つの狂詩曲 Op.53」からスタートし、後に続いてドビュッシー「3つの夜想曲」のラヴェル編曲版と、ラヴェルによる「スペイン狂詩曲」を演奏します。これらの作品は、フランス音楽の美しさを余すところなく引き出すことでしょう。

後半では、ラヴェルやプーランクの名曲を経て、ガーシュウィンの「ポーギーとベス」に基づく幻想曲で締めくくる予定です。これらの作曲家たちは、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍し、互いの音楽に影響を与えつつ新たな音響を創造した人物たちです。特にラヴェルとガーシュウィンの関係に注目が集まるのは、ラヴェルがアメリカに渡った際にガーシュウィンと会ったことが彼らの音楽に大きな影響を与えたためです。

公演当日は、阪田と務川の二人のトークも交えつつ、スタジオでの音色を思わせるピアノのハーモニーが響き渡ることでしょう。フランスの風景が目に浮かぶような、繊細かつダイナミックな演奏と共に、時空を越えた音楽の旅を体験できることを期待しています。

公演概要


  • - 公演名: Pianos’ Conversation 2025
  • - 日時: 2025年11月3日(月・祝) 15:00開演
  • - 会場: Bunkamuraオーチャードホール
東京都渋谷区道玄坂2-24-1
  • - 出演: 阪田知樹、務川慧悟
  • - 料金: S席 ¥7,500, A席 ¥6,000, B席 ¥4,500 (税込)
  • - チケット一般発売: 2025年6月21日(土) 10:00~

チケットは各種プレイガイドやBunkamuraの公式サイトから購入可能で、座席選択ができるサービスも提供されています。詳細はこちらからご確認下さい。

出演者プロフィール



阪田知樹(さかた ともき)

様々な国際音楽コンクールでの受賞歴があり、圧倒的な実力を誇るピアニスト。世界20ヶ国以上で演奏経験を持ち、CDデビュー以来、多くのメディアにも露出。国際大会でも数々の賞を受賞し続ける注目の若手ピアニストです。

公式サイト: こちら

務川慧悟(むかわ けいご)

有名コンクールでの入賞歴があり、フランスを拠点に多岐にわたる演奏活動を展開。古楽器に対する知識も深め、幅広いレパートリーで聴衆を楽しませています。自身の録音や出版物で特にラヴェルの作品に力を入れています。

公式サイト: こちら

音楽好きにはたまらないこの特別な日、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


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