InterBEE2025での音響体験とオーケストラの演奏
2025年11月、千葉県幕張メッセで開催される「InterBEE2025」に、株式会社静科が出展します。この展示会は、放送機器業界の最大のイベントであり、今年も注目の最新技術と製品が集まります。中でも、静科が提供する特別な体験エリアが注目されています。
静科は、音響技術の専門企業であり、その代表を務めるのは高橋俊二氏です。今回の展示では、録音エンジニアであり音楽家でもあるオノセイゲン氏をアドバイザーとして迎え、静科の特許製品「SHIZUKA Stillness Panel」を使用した半無響空間を設けています。この特設ブースでは、訪れる皆様に非日常的な音響体験を提供します。
特別な音響体験が可能な半無響空間
展示ブースの中には、高度な吸音技術を駆使した半無響空間が設けられており、音に包まれる感覚を楽しむことができます。ここでは、国内外で高い評価を受けたオーディオ機器が使用されます。具体的には、ESOTERICの「K-05XD B」プレイヤー、TASCAMの「DA-3000SD」レコーダー、Amphionの「Two18」スピーカーなど、トップクラスの機材が揃っています。
また、この音響体験は単なる音の再生にとどまらず、特別に東北ユースオーケストラの演奏を楽しむことができます。坂本龍一監督の指導のもと、アマチュアとは思えない高い演奏技術を誇るメンバーたちによる演奏が、心に響く音楽として提供されます。彼らの演奏を収録したBlu-rayも展示され、その中から選ばれた数曲が視聴可能となります。
東北ユースオーケストラの活動と影響
東北ユースオーケストラは、震災後の音楽を通した復興を目的に設立された団体です。2014年に設立され、毎年3月に定期演奏会を開催してきました。彼らは地域の若者たちが集まり、音楽活動を通じて心の復興を図るとともに、震災の記憶を伝えていく活動を行っています。団員は岩手、宮城、福島県に住む小学生から大学生までの若者たちで構成されています。
オノセイゲン氏のコメント
オノセイゲン氏は、SHIZUKA Stillness Panelを使用したこのオーディオ体験について「今年も素晴らしいオーディオ機材と、この機会にしか聞けない音源が集まり、感動の空間になっています。この演奏は、アマチュアのオーケストラであるとは到底信じられないほどの素晴らしいものだ」と絶賛しています。また、メンバーのみが手にすることができるBlu-rayのハイレゾクオリティに感動を示しています。
さあ、特別な体験に参加しよう!
音響メーカー、ホームシアター愛好者、そしてオーディオ評論家の皆様、この貴重な機会をお見逃しなく。演奏と音響が織りなす特別な体験を、ぜひ会場でご体感ください。自分だけの非日常の音響空間を楽しむチャンスです。詳しい情報は、InterBEE2025の公式サイトや静科の公式サイトをご覧ください。皆様のご来場をお待ちしております。