NeoRealX、アワード受賞
2025-11-20 15:10:29

株式会社NeoRealX、ルミエール・ジャパン・アワード2025でVR部門グランプリを受賞

株式会社NeoRealXがルミエール・ジャパン・アワード2025でVR部門グランプリを受賞



東京都港区に本社を置く株式会社NeoRealXは、11月19日に開催された「ルミエール・ジャパン・アワード2025」でVR部門のグランプリを受賞しました。この栄誉は、彼らが制作した11K解像度のVRコンテンツ「超高解像度で巡る 関東のパノラマVR」に対するものであり、同時に日本の先進的な映像技術が世界的にも評価される一環として位置づけられています。

「超高解像度で巡る 関東のパノラマVR」とは?



受賞作品の「超高解像度で巡る 関東のパノラマVR」は、関東地方の自然や都市景観を360度で体験できるVRコンテンツです。この作品は、特に11Kの超高解像度で撮影されており、見た人にその場にいるようなリアリティを提供します。山々の美しい稜線や、色とりどりの森林、鮮やかな紅葉、海の揺らぎ、さらには東京湾を行き交う船の情景など、多様な質感を巧みに表現しています。

NeoRealXが強調しているのは、“その場所に立っている体感”を追求する姿勢です。この没入型の体験により、観る者は実際にその場にいるかのような空気感まで感じ取ることができます。

技術の力で実現した高精細な体験



このプロジェクトには、パナソニックグループが協力しており、8K超に対応したエンコード・配信技術が活用されています。このような高い技術力が結集することで、作品本来の高精細表現が最大限に引き出され、視聴者はより深い体験を享受することができるのです。授賞式にはNeoRealXの代表である安藤聖泰氏も出席し、登壇スピーチを行いました。彼は、VRの力を通じて社会に波及する価値創造への意志を強調しました。

NeoRealXのビジョン



株式会社NeoRealXの目指すところは、「XRtainment」です。これは、VR/AR/MRといったXR技術をエンターテインメントと融合させ、ただの映像体験に留まらず、体験が心を動かし、行動を促し、さらにその行動が社会全体に良い影響を与えることを目的としています。

日本には、訪れることが難しい素晴らしい自然環境や地域文化、歴史的な魅力が存在します。これらをXRを通じて届ける挑戦こそが、NeoRealXの使命であり、エンターテインメントだけでなく、地域創生や文化継承、教育、防災へと広がる新たな体験価値創出の可能性を秘めています。

ルミエール・ジャパン・アワードについて



ルミエール・ジャパン・アワードは、先進映像協会(Advanced Imaging Society Japan Committee)が主催し、国内の優れた先進映像コンテンツを表彰する賞です。4K、8K、VRといった新たな映像表現にチャレンジする作品が対象とされており、国際的な映像賞である「Lumiere Awards」と連動している点も特筆すべきです。

この度の受賞は、NeoRealXの取り組みが広く認められた証であり、今後のXR技術を活用した新しい可能性への挑戦により、さらなる発展を予感させます。私たちも、その進化から目が離せません。


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