K-BOOKフェス2025
2025-09-05 14:53:17

ノーベル受賞作家ハン・ガン効果で高まる韓国文学熱!K-BOOKフェス2025が開催

K-BOOKフェスティバル2025が神保町で開催決定



近年、韓国文学が国際的に注目を集めています。そのきっかけとなったのが、作家ハン・ガンさんのノーベル文学賞受賞です。「韓国の本=K-BOOK」という言葉が広まり、世界中の読者から熱い視線を送り続けています。この流れを受けて、日本国内で唯一の「韓国の本の祭り」である「K-BOOKフェスティバル2025」が、11月22日(土)・23日(日)に東京・神保町で開催されることが発表されました。

今年のテーマは「まじわる」



K-BOOKフェスの今年のテーマは「まじわる」。このテーマには、世代や性別、さらには違う文化に触れることで新しい気づきや変化が生まれるという意味が込めらています。少子化や貧困、男女間の格差など、様々な社会問題を反映した作品が多い韓国文学は、多くの読者に共感や希望をもたらしてきました。まじわることによって新しい問いや想像が生まれ、参加者同士の豊かな交流が促されることを目指しています。

56社の出版社が参加するブース



フェス会場には日本の出版社44社がブースを設け、邦訳された最新の小説やエッセイ、ノンフィクションなど多種多様なK-BOOKが紹介されます。さらに、韓国からも12社の出版社が参加予定で、日本では手に入らない最新の韓国書籍について、直接出版関係者から話を聴ける貴重な機会が提供されます。

昨年との違い



昨年のテーマが「ひらく」であったのに対し、今年はまじわりを感じられる体験が盛りだくさんです。各出版社が選ぶ「まじわる一冊」は、事前にSNSやYouTubeを通じて紹介。来場者はお気に入りの一冊を事前に見つけておくことができます。

特集企画「文学と映画」



本年度のK-BOOKフェスでは、文学だけでなく映画もテーマに取り入れ、文学に基づく映画上映会を実施します。フェス近くの神保町シアターで実施されるこの特集では、韓国文学に関連した作品が上映され、トークショーやスペシャルゲストも招かれます。これにより、文学ファンは映像作品を通じて新たな文学の魅力を発見できるでしょう。

上映作品


  • - 『空と風と星の詩人尹東柱の生涯』
  • - 『シークレット・サンシャイン』原作:李清俊
  • - 『ケナは韓国が嫌いで』原作:チャン・ガンミョン

「K-BOOKフェア2025」の併催



全国の書店と連携した「K-BOOKフェア2025」も実施され、各書店が「まじわる一冊」をテーマに韓国関連書籍を紹介します。昨年は62店が参加し、地域に密着した読者との交流の場となりました。

読者は購入特典として「マイチェッカド2025-2026」を受け取ることができ、読書記録や塗り絵といったアクティビティを楽しむことができます。また、参加店舗によるフェアの展開や商品紹介も魅力的で、昨年のコンテストでは多くの工夫が見られました。

取材のポイント



このフェスには、韓国からの作家が多数来日予定です。ステージイベントや事前インタビューも開催される予定です。これはフェス開催回数も7回を迎え、新しい試みとして映画上映会を実施する貴重な機会です。韓国文学の翻訳書の国外販売量が前年比2.3倍に増加した今、K-BOOKフェスティバルは世界的な文学の潮流を体感できる場として、多くの人に期待されています。

開催概要



  • - 開催日:11月22日(土)12:00〜18:00、11月23日(日)11:00〜18:00
  • - 会場:出版クラブビル(東京都千代田区神田神保町1-32)
  • - 参加費:無料

公式サイトやSNSでは、チケット情報やイベントの詳細が配信されるので、ぜひチェックしてみてください。韓国文学が持つ多くの魅力を、このK-BOOKフェスでぜひ体感してください。


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