マイナビTGC 大阪・関西万博 2025 レポート
2025年4月5日、大阪・関西万博会場内のEXPO メッセ「WASSE」にて、「マイナビ TGC in 大阪・関西万博 2025」が華やかに開催されました。このイベントは、東京ガールズコレクションを手掛ける株式会社W TOKYOが主催し、未来へ向けた新たなファッションやアートを提案しました。
地方創生プロジェクトの実現
今回のイベントでは、甲府市、豊田市、一宮市、蒲郡市、鯖江市といった5つの自治体が参加。これまでのコラボレーションが10年目を迎えた「TGC地方創生プロジェクト」がテーマとなり、地域の特産や伝統工芸を生かしたステージが展開されました。
「Sustainable Action STAGE」では、環境に優しいファッションが注目され、特に金属加工を行っている甲府市からは新しい試みのサステナブルジュエリーが披露され、人気モデルがそれを身にまといました。モデルの池田美優は、「シートレザーで作ったバッグがとてもおしゃれ」とファッションの魅力を語り、観客の心を掴みました。
一方、「Made in JAPAN STAGE」では、日本の繊維業をテーマにした衣装が披露され、地元のブランドの素晴らしさが際立ちました。山下幸輝が手がけた衣装や、今後の鯖江市の“ものづくり”をPRするくれいじーまぐねっとの登場も大きな話題となりました。
若者カルチャーの最前線
また、ストリートカルチャーを推進する株式会社yutoriのファッションショーも印象的でした。「9090 girl」「MISTY」「Younger Song」の3つのブランドが登場し、若者の夢や可能性を応援するメッセージが込められていました。特に、平成ギャルのリバイバルをテーマにした「9090 girl」のステージが会場を沸かせました。
次世代を担う10代が登場した「TGC teen」セクションでは、インフルエンサーやアスリートたちがランウェイを歩き、希空や開心那といった若い才能が未来への思いを表現しました。希空は自身の母も万博に関わっていたことを語り、次の世代への希望を示しました。
アーティストライブで会場が熱狂
アーティストライブでは、PSYCHIC FEVERやWILD BLUE、FRUITS ZIPPERが舞台に立ち、会場の雰囲気を一変させました。特にPSYCHIC FEVERは観客と一体となるパフォーマンスを展開し、新曲を披露する中で「大阪・関西万博を楽しんでください」と呼びかけました。
FRUITS ZIPPERのパフォーマンスでは、「NEW KAWAII」や「わたしの一番かわいいところ」などの人気曲を次々と歌い上げ、観客の視線を釘付けにしました。また、ライブのクライマックスには、会場全体が一体感に包まれ、素晴らしいエネルギーが感じられました。
未来を見据えた素晴らしいイベント
「マイナビ TGC in 大阪・関西万博 2025」は、ファッションと音楽、地方創生 — 三つの大切な要素が見事に絡み合った成功の祭典でした。次回は2025年に開催予定で、若者たちが中心となり新しいカルチャーを発信し続ける姿が期待されます。関西でのこの素晴らしいイベントがどのように進化していくのか、今から楽しみです。