福音館書店が新たな本拠地へ移転、さらなる成長へ向けて

福音館書店の新たな出発

株式会社福音館書店は、1952年に石川県金沢市で創業し、その後東京都に進出して以来、児童書出版の分野で多くの読者に愛されてきました。このたび、同社が新たな本拠地として東京都中野区に移転することが発表され、出版業界に新たな一歩を踏み出しました。

移転の背景

福音館書店は、創業以来70年近くの歴史を持つ企業で、特に児童書の分野では多くの名作を世に送り出しています。代表作には、『ぐりとぐら』や『はじめてのおつかい』、さらには『魔女の宅急便』などがあり、これらは世代を超えて親しまれています。移転先の東京都中野区本町に新社屋を構えることにより、さらに効率的かつ効果的に事業を進め、質の高い出版活動を続ける意向を示しています。

移転先と新しい本社

移転先は、東京都中野区本町2-46-1の中野坂上サンブライトツインの2階です。アクセスも良好で、東京メトロ中野坂上駅から徒歩1分という立地です。業務開始日は2025年12月15日ですが、移転に伴う電話やFAX番号の変更はないため、これまで通りの方法でコンタクトを取ることができます。

これまでの足跡

福音館書店は、1956年に松居直氏が編集長として就任してから、月刊絵本「こどものとも」を創刊し、以降、常に子どもたちの教育に寄与する質の高い絵本づくりを続けています。「大人も子どもも一緒に感動できる絵本」を理念に掲げ、著名な作家や画家たちと共に、素晴らしい作品を作り続けています。

特に注目すべきは、2026年に「こどものとも」が創刊70周年を迎える点です。これは、業界における重要なマイルストーンと言えるでしょう。創立からの歴史を振り返ると、多くのあたたかいリアクションと共に、福音館書店が多くの読者に愛されてきた経緯が感じられます。

感謝と今後の展望

移転を控え、福音館書店はこれまで支えてくださった地域の皆さまに深く感謝の意を表しています。新たなオフィスでの活動を通じて、さらに成長し続けることを目指しています。また、移転後も質の高い出版を提供し続けることで、多くの読者に感動を届けていくお約束をしています。

今後の福音館書店の発展に期待しつつ、その動向を見守りたいと思います。児童書のみならず、未来の文学や教育に対する貢献がますます大きくなることを願っています。福音館書店の新しい章の始まりに、多くの支持と応援の声が寄せられることを期待しています。