BAドライバー『S6000』が実現する豊かな響きと空間表現の魅力

『S6000』で広がる音楽の世界

株式会社finalから登場した有線イヤホン『S6000』は、音楽好きにはたまらない魅力を詰め込んだ製品です。本モデルは、2025年12月12日から予約が開始され、12月19日から正式に発売される予定。特に注目すべきは、クロム銅を使用した筐体です。この素材は、その緻密な加工から立ち上がりの速さと豊かな響きを実現。音楽の細部にこだわり、ボーカルの余韻まで十分に楽しむことができます。

クロム銅の可能性

『S6000』の魅力は、そのクロム銅筐体から生まれます。クロム銅は非常に加工が難しい素材ですが、その剛性と重さにより、音場の広がりが生まれます。この結果、様々な音楽ジャンルにおいて、繊細な表現が可能になり、リスナーは音楽の世界に深く引き込まれることでしょう。

フルレンジBAドライバーによる音質

また、音質の鍵を握るのが、Sonion社の別注品として用意されたフルレンジBA（バランスド・アーマチュア）ドライバーの水平対向配置です。これによって、より広がりのある音質を実現しています。このドライバーには、finalのロゴも刻印されており、製品へのこだわりが感じられます。

デザインの配慮

『S6000』は装着感にも配慮されています。耳掛けタイプの装着が可能な円筒形デザインを採用し、ケーブルの角度を工夫しています。この設計により、身体にフィットしやすく、タッチノイズも軽減。快適さを追求したデザインが施されています。

サステナビリティへの配慮

長期的に使用するための構造も魅力的です。一般的なイヤホンは接着剤使用のため分解や修理が困難ですが、『S6000』は特殊な工具で分解可能な設計です。これにより、長く愛用できるイヤホンとしての地位を確立しています。ただし、自己修理は製品保証の対象外となるため注意が必要です。

高解像度の音サウンド

音量に関しても、『S6000』はスマートフォンや音楽プレーヤーとの接続でも十分なパフォーマンスを発揮します。高解像度のサウンドを楽しむことができ、どこでも音楽の世界を楽しめます。

添付のアクセサリー

さらに、12芯の単結晶銅ケーブルが付属しており、取り回しも良好です。コネクターは2PINと高精度の自社開発品を採用されており、汎用性が高いφ0.78規格です。

次世代イヤーピース『FUSION-G』も付属しており、高い遮音性と快適な装着感を両立した設計がなされています。超密度フォームと異なる素材を複合したトリプルハイブリッド構造が特徴です。