DJ Fourd Nkay、新作ビートアルバム「Midnight Breaks」を公開！90年代NYヒップホップを再現

DJ Fourd Nkayが新アルバム「Midnight Breaks」をリリース

2025年2月21日、ヒップホップ界の実力派DJ Fourd Nkayが待望のインストゥルメンタルアルバム「Midnight Breaks」を発表しました。このアルバムは、90年代初期のニューヨークにおけるドラッグディーラー文化やブレイクビーツからインスパイアを受けています。

疾走感あふれるアルバム内容

「Midnight Breaks」には、疾走感のあるブーンバップビートを用いた全10曲が収録されています。どのトラックも90年代ヒップホップのエッセンスを見事に再現しており、リスナーをノスタルジックな旅へと誘います。曲名は次の通りです。

1. Street Life
2. Superstar
3. Paid In Full 2025
4. Shine
5. Rainy Day
6. Skyscraper
7. Top Billin’
8. After This...
9. Aston Martin
10. Life Is But A Dream

これらのトラックは、DJ Fourd Nkayの独特の視点と感性を反映しており、彼自身のDJとしての経験が色濃く滲み出ています。

経歴と影響

DJ Fourd Nkayは2000年代初期にアメリカ、ニューヨークに移住し、そこで音楽プロデューサーとしての道を歩み始めました。2015年にはアトランタで開催された88ビートバトルで見事優勝し、その後も多くのビートバトルに参戦しては実力を証明してきました。2016年にはニューヨークのiStanderd Producersで3位に入賞するなど、その才能は広く認められています。また、ニューヨーク、マイアミ、ロサンゼルスをはじめとする全米のクラブでプレイした経験があり、彼のDJパフォーマンスは観客を魅了しています。

音楽プロデューサーとしては、ヒット曲「Milly Rock」で知られる2 Millyや、Bobby V、Choc（Soul 4 Real）など、多岐にわたるアーティストへの楽曲提供も行っています。2018年に日本へ帰国した後は、ヒップホップやR&Bの文化を日本の聴衆に伝えるべく、YouTubeチャンネル「Hiphop And The Culture」を開設。自身の活動はもちろん、これらの音楽ジャンルの歴史やルーツを発信しています。

新たな取り組み

さらに、2024年からは「浅草でR&Bを聴こう！」というコンセプトのもと、月に一度「浅草R&Bナイト」を主催し、音楽イベントにも力を入れています。

DJ Fourd Nkayの今後の活動から目が離せません。彼の音楽は、90年代のヒップホップへの情熱を再燃させるものであり、新作「Midnight Breaks」は、その集大成とも言える素晴らしいアルバムに仕上がっています。Spotifyでぜひその音を体感してみてください。