激団リジョロ第39回公演
2025-08-25 13:11:49

激団リジョロ第39回公演、家族の歴史を描く2本立て作品を上演

激団リジョロの第39回公演が、2025年9月に阿佐ケ谷シアターシャインで上演されます。今回は「わだち」と「쉰다리(スィンダリ)」の2作品を上演する特別な機会です。チケットはカンフェティを通して発売中です。

激団リジョロは1997年に設立され、今年で28周年を迎えます。多くの観客を魅了してきた同団体が、歴史をテーマにすることで新たな感動を届けます。

まず、1本目は『わだち』です。団長・金光仁三による書き下ろしの新作届きます。この作品は、『Recall』でMVO・脚本賞・演出賞を受賞した流れを汲み、しっかりとした作風を持っています。物語は、戦争を乗り越えながらも日本に取り残された朝鮮人女性とその家族の歴史を描きます。長年家族と離れていた孫が、母や姉たちに過去の出来事を尋ね、歴史が再び浮かび上がる様子が描かれています。

次に、2本目の『쉰다리(スィンダリ)』は、金哲義が手がけた作品で、2023年に初演されました。この作品は、在日朝鮮人の家族を中心に、父の葬儀を巡る様々な葛藤を描いています。父を亡くした家族は、それぞれの考えや背景を持ちながら、朝鮮民族としての葬儀を行うか、日本人としての葬儀を行うかで激しく意見が対立します。お互いの感情が交錯し、葬儀を行うことが一つの戦いに発展していきます。この不器用で愛情深い家族を、故郷の静かな目が見つめ続けるストーリーをぜひお楽しみに。

公演日程は9月3日(水)から9月7日(日)まで、阿佐ケ谷シアターシャインで行われます。顔ぶれも豪華で、月海舞由、とみたまい、山形啓将、中鶴間大陽、辛沙奈、NANAなど、多様な出演者が勢揃いし、作品の完成度を高めています。

スタッフとしても、金光仁三や金哲義といった人気脚本家や演出家が名を連ね、期待が高まります。舞台美術、照明、音響などの各役割も重要で、視覚的な演出にもこだわりがあります。たっぷりと引き込まれるひとときを提供することでしょう。

チケットは現在発売中で、前売り価格は4,300円、学生割引は2,800円です。また、高校生以下は無料で入場できますが、学生証の提示が必要です。

公演に関する詳しい情報やチケット購入は、公式ホームページやカンフェティで確認できます。歴史と家族をテーマにした物語を自分の目で確かめ、心に響くひとときを体験してみてはいかがでしょうか。


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