詐欺撲滅へ！ディレクターの怒りを込めたバラエティ番組が放送決定

詐欺撲滅を目指した新バラエティ番組「怪しいURLクリックしてみた」

近年増加する詐欺被害。SNSやメールを介して、巧妙に作られた詐欺商法が私たちの生活に忍び寄っています。その対抗策として、ディレクターが自身の被害体験をもとに製作した新番組『怪しいURLクリックしてみた』が、2025年5月10日（土）の午後5時から放送されることが決定しました。

この番組の企画を立てたディレクター自身が詐欺に遭遇したことが、番組制作のきっかけとなりました。彼は、詐欺に関する様々な実態を知り、何とかして被害を減らしたいと思い、番組企画の立ち上げを決意したのです。被害に対する怒りと、詐欺の巧妙さについての深い考察を通じて、視聴者にその重要性を訴えかけます。

番組の内容とは？

MCを務めるのは、相席スタートの山添寛。自らを「クズ紳士」と称する彼が、実際の詐欺事例を掘り下げ、物語の真相に迫ります。山添も驚愕する詐欺の手口には、有名作家が関与する事件や、無邪気にクリックした先に潜む危険が含まれています。視聴者はまさに「我が身の上」に起こりうる危険を知ることができる貴重なチャンスを得るのです。

番組では、実際に被害に遭ったディレクターが、自ら取材を行い、怪しげな日本語を話す電話の向こうの相手を追跡。詐欺メールの連絡先に実際に電話をかけるなど、実践的な検証を行います。こうした過程を通じて、視聴者は詐欺から身を守るための知識を得られることでしょう。

詐欺撲滅の思い

企画・演出を手がけるは森忠政氏（CBCテレビ）。彼は、詐欺に遭った瞬間の「騙された！」という思いを語り、自らの体験を経て得た知識を番組に結集しました。「怒りがこみ上げてくる」と彼はコメントし、多くの人々が詐欺被害に遭っている現状について強い懸念を表明しています。この番組は、詐欺のターゲットとなっている人々に警鐘を鳴らし、少しでも被害を減らすべく制作されたのです。

視聴者へのメッセージ

本番組はリアリティだけでなく、教育的な側面も持ち合わせています。視聴者に代わって、番組が怪しいリンクをクリックし、その実態を明るみに出すことで、セキュリティ意識を高めることを目的としています。詐欺の手法に騙されないための知恵と受け流し方を伝授し、視聴者がネット社会を安全に楽しむための手助けをします。