集英社が新たに設立した漫画賞
集英社は、全青年漫画媒体が参加する新たな漫画賞「集英社青年漫画新人大賞2025」を創設しました。この賞は、未来の青年漫画界を支える才能を見つけ出すことを目的とし、年に一度の定期開催が決定しています。
新漫画賞の概要
「集英社青年漫画新人大賞2025」は、創刊以来多くの話題作を生み出してきた「週刊ヤングジャンプ」、WEB版の「となりのヤングジャンプ」、月刊誌の「ウルトラジャンプ」、そして「グランドジャンプ」の4媒体の編集部が一丸となって行います。応募は2025年5月15日から始まり、さまざまな部門からの応募を受け付けます。特に力を入れているのは、バトル・アクション部門、恋愛・ラブコメ部門、ギャグ・コメディ部門など、多岐にわたるジャンルが用意されています。
歴史ある漫画賞との関係
この新たな賞は、以前に実施された「1億円40漫画賞」や「週刊YJ45周年記念 青年漫画新人大賞」の流れを汲んでいます。前者では『ダイヤモンドの功罪』の平井大橋氏が注目を浴びるなど、多くの連載作を輩出しました。また、後者でも7作品が450万円以上の賞金を獲得しました。このような実績を背景に、集英社はさらなる才能の発見を目指しています。
審査員について
最終審査は豪華な作家陣が担当します。彼らは、赤坂アカ氏(『かぐや様は告らせたい』)、迫稔雄氏(『嘘喰い』)、野田サトル氏(『ゴールデンカムイ』)、原泰久氏(『キングダム』)、ONE氏(『ワンパンマン』原作)など、日本の漫画界で幅広く知られる名前ばかりです。彼らが直接審査を行うことで、受賞作品の信頼性が高まることは間違いありません。
賞金と応募要項
受賞者には、豪華な賞金が用意されています。最終選考での大賞は500万円、準大賞は250万円、審査員特別賞は100万円となっており、部門ごとでも賞金が設けられています。これにより、才能ある新人作家にはしっかりとした報酬が与えられることになります。
応募資格は、プロ・アマを問わず、性別や年齢、国籍も不問です。応募形式にはページ数の制限もないため、自由な発想で挑戦できます。
集英社青年漫画部門の使命
集英社の青年漫画部門は、才能を発掘し、育成することに全力を注いでいます。この漫画賞は、次世代の“看板作家”を育てるための重要なステップとなるでしょう。今後の発展が期待されるこの賞に、多くの応募者が集まることを願っています。皆さんもぜひ、自分の作品を世に出すチャンスを掴んでください。
公式情報
この漫画賞に関する詳しい情報や応募方法については、公式サイトや公式Xをご覧ください。