JASRAC、6大学に寄付
2025-02-14 14:36:23

JASRAC、全国6大学に寄付を行い音楽教育を支援

JASRACが全国6大学に寄付を決定



日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2023年2月5日に、昨年10月に公募した「寄付講座JASRACキャンパス」に関する寄付先を発表しました。この寄付は、音楽著作権についての教育と研究を充実させることを目的としたもので、全国から選ばれた6つの大学に支援が行われます。寄付講座は2025年4月以降に順次開始予定です。

寄付が決まった6つの大学



今回寄付を受けるのは以下の6つの大学および短期大学です(五十音順):
  • - 大分県立芸術文化短期大学(情報コミュニケーション学科)
  • - 昭和音楽大学(音楽学部、音楽科)およびその短期大学部
  • - 信州大学(社会基盤研究所)
  • - 同志社大学(法学部・法学研究科)
  • - 福島大学(全学類)
  • - 早稲田大学(大学院法務研究科)

これらの大学には、著作権に関する法律や制度についての教育が行われ、文化芸術や著作権を尊重する社会の実現に寄与することが期待されています。

JASRACの寄付講座の目的



「寄付講座JASRACキャンパス」は、著作権に関するさまざまな知識や実践的な研究を深めるための講座を設けるものであり、新たな価値の創造や人材育成を促進します。選考委員会による厳正な審査を経て、寄付先の大学が決定されました。

JASRACの活動と今後の展望



JASRACは、作詞家や作曲家、音楽出版社等の権利者から音楽の著作権管理を委託されている団体です。1939年の設立以来、音楽文化の発展に寄与し続けており、教育や研究支援を通じて音楽産業のさらなる発展を目指しています。

今回の寄付が、音楽著作権に関する研究や教育にどのように寄与するのか、今後の展開にも注目です。日本の音楽文化を支える人材が、この取り組みによって育成されることを期待しています。

選考委員会のメンバー



「寄付講座JASRACキャンパス」を担当する選考委員会には、以下の有識者が名を連ねています(五十音順):
  • - 武生昌士氏(法政大学法学部教授、知的財産法)
  • - 玉井克哉氏(東京大学先端科学技術研究センター教授)
  • - 中川俊宏氏(武蔵野音楽大学特任教授、文化史)
  • - 長津結一郎氏(九州大学大学院芸術工学研究院准教授、文化政策)
  • - 藤田晶子氏(藤田総合法律事務所弁護士)

これらの専門家たちが、著作権と文化に関する質の高い教育と研究を実現するために尽力します。今後もJASRACの活動に期待が寄せられています。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: 音楽教育 著作権 JASRAC

トピックス(音楽)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。