環境と共生する新たなイベント広告プランの登場
近年、環境問題への意識が高まりを見せる中、株式会社ハースト婦人画報社が、2025年3月24日(月)に新たに提供を開始した「グリーンシフト イベント広告プラン」が注目を集めています。このプランは、上質な体験を提供しながら、温室効果ガス(GHG)の排出を減少させることを目的としたイベントプロデュースサービスです。
環境に配慮した特別な体験の提供
「グリーンシフト イベント広告プラン」は、来場者の心を動かす特別な体験を提供しつつ、同時に環境にも配慮したイベント制作を実現します。メディア企業としての豊かな経験を活かし、各ブランドのストーリーやメッセージを反映させたイベント空間を演出することで、参加者に環境意識の向上を促します。これにより、単なるイベントを超え、来場者に持続可能な行動を促進するような体験を提供するのです。
2023年度には、環境省主導の「製品・サービスのカーボンフットプリント(CFP)モデル事業」に参加し、主催したイベント「ELLE ACTIVE! FESTIVAL 2023」における温室効果ガスの排出量を算定。その結果を公表することで、透明性のある運営を目指しました。この取り組みを基に、2024年にはさらに多くのイベント開催時にGHGの算定を行う予定で、今回のプラン開始へとつながりました。
提供するプランの詳細
「グリーンシフト イベント広告プラン」としては、スタンダードプランとシンプルプランの2つの選択肢があります。スタンダードプランでは、クライアントのイベントに合わせたメッセージやテーマに基づき、GHG排出量の概算見積もりを提出します。そして、30項目以上のチェックリストを元にしたGHG削減案を提案し、イベント後には排出量の算定レポートを提供します。一方、シンプルプランでは、実施したイベントから排出されたGHGに関する算定レポートのみをお渡しします。
このように明確な計測とフィードバックを行うことで、企業は自らの環境への影響を理解し、改善していくことが可能となります。
サステナビリティを推進する社内教育
また、ハースト婦人画報社は社員のサステナビリティに関する知識を高めるために、全社員を対象とした「グリーンウォッシュ研修」や、編集者向けに設けた「サステナコンテンツ相談室」など、様々な社内研修を実施しています。これにより、信頼性が高く透明性のあるブランドコミュニケーションを実現し、持続可能な広告・イベント制作を実現するメディアパートナーを目指しています。
まとめ
今回の「グリーンシフト イベント広告プラン」は、環境に優しい広告・イベント制作サービスの新たな選択肢を提示します。クライアント企業が持続可能なプロモーション活動を行うための支援を通じて、より良い未来の実現に貢献できることを目指しています。メディア企業が環境問題と向き合い、具体的な行動を起こす姿勢が強く求められる今、ハースト婦人画報社の取り組みがどのような影響を与えていくのか、今後も注目です。