新たに生まれたワタルの世界
専門学校HALとバンダイナムコフィルムワークスの産学連携プロジェクトとして制作された短編アニメーション『魔神創造伝ワタル』が、ついに公式YouTubeで公開されました。このプロジェクトは、IT・デジタルコンテンツに特化した専門学校HALの学生たちが中心となり、約4か月にわたって実施されたものです。
『魔神英雄伝ワタル』から派生した本作は、35周年を迎える人気シリーズの新たな挑戦でもあります。小学生をターゲットにした「バズる」ショートムービーというテーマのもと、スマートフォンの縦型画面で楽しめるプロモーションムービーとして制作されています。
学生たちの挑戦
このプロジェクトには、CG・デザイン・アニメ4年制学科の学生たちが参加しました。彼らはプロの制作現場と同じ条件で、絵コンテからアニメーション、コンポジット、そして編集まで、各工程を分担しながら作品に取り組みました。限られた画面空間の中で、構図設計や演出テンポを追求し、新たな表現方法を実践的に学ぶ貴重な機会となりました。
チーム杉山による作品では、「ワタルの表情が変化する瞬間にこだわりました。音とのタイミングも緻密に設定し、動きと一体感を持たせることに挑戦しました」とコメント。また、チーム竹淵は、「3DCGの質感や演出にこだわり、観る人に作画の魅力を伝えられるよう尽力しました」とコメントしています。
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HALの教育がもたらすもの
専門学校HALの教育プログラムは、実際のプロと同様の環境での制作を通じて学生の技術を育成しています。特に「産学直結ケーススタディ」は、企業からの依頼を受けたプロジェクトを通じて、企画から実制作、さらには評価までを体験する機会を提供します。これは、就職活動において学生に大きな武器となるのです。
『魔神創造伝ワタル』の物語
『魔神創造伝ワタル』は、主人公の星部ワタルが動画配信でスーパースターを目指すリューチューバーの物語を中心に展開します。異世界「宙部界」で出会う仲間たちと、迷惑なヤカラたちと戦う冒険が描かれています。ワタルは、ブロックで作られた魔神「龍神丸」と共に、敵であるラスボス「エンジョーダ」に立ち向かい、人々の笑顔を取り戻すため、奮闘します。この大バズリな冒険が今、始まるのです。
詳細情報
アニメは各種サービスで好評配信中で、公式サイトやYouTubeチャンネルでは、さらに深い情報が用意されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
専門学校HALについて
専門学校HALは、東京、大阪、名古屋に校舎を構え、ゲームやCGなど多岐にわたる分野で即戦力を育成しています。職業教育の理想形として、企業との連携による教育を優先し、100%の就職率を誇ります。オープンキャンパスも毎月開催されていますので、興味のある方はぜひ参加してみてください。