音楽朗読劇『陰陽師』
2026-06-20 20:24:45

音楽朗読劇『陰陽師』が東京で開幕!豪華キャストが魅せる新たな物語

音楽朗読劇『陰陽師』が開幕



2026年6月20日、東京建物ぴあシアターにて、音楽朗読劇「陰陽師」が華やかに幕を開けました。本作は、夢枕獏原作の名作をもとにした朗読劇で、豪華な声優陣が出演し、特に二胡とピアノの生演奏が加わることで、観客を深い世界観へと誘います。

作品の概要


「陰陽師」は平安時代を舞台に、天才陰陽師・安倍晴明とその相棒・源博雅が繰り広げる物語です。初出から40年の歳月が流れ、様々なメディアで展開されてきましたが、2024年から始まった音楽朗読劇シリーズは特に人気を集め、今回で3回目の上演となります。

今回の公演では、全5つのエピソードが朗読劇として約90分にわたり展開されます。第1巻『陰陽師』からは「玄象といふ琵琶鬼のために盗らるること」、「蟇」、「鬼のみちゆき」の3作品、第2巻『陰陽師 飛天ノ巻』からは「下衆法師」、「露と答へて」の2作品が取り上げられます。

初日公演の様子


初日公演の14時からは、安倍晴明役を櫻井孝宏、源博雅役を日野聡が演じました。会場のセットは平安時代の雅な雰囲気を演出し、草木や雪洞、几帳が配置され、二胡の甘建民とピアノの南保ひとみが奏でる調べが流れ出すと、観客はすぐにその時代の世界に引き込まれました。

出演者たちの衣装も印象的で、白と黒の対比が美しく、観客の目を楽しませました。さらに、櫻井と日野の演技は、特にそのかけあいに力があります。天才陰陽師である晴明の知的でちょっと奇妙な魅力と、生真面目で温かみのある博雅のキャラクターが見事に描かれました。時にアドリブが感じられるやりとりで、観客を笑わせる場面もありました。

音楽と演技の調和


二胡とピアノが巧みにエピソードの進行を補完し、一つ一つの瞬間に感動を与えていきます。その美しい旋律の中で、出演者たちの芝居が込められ、特に荻野佳奈が演じる「鬼のみちゆき」での演技が際立って印象的でした。

全体を通して、出演者、演奏者、スタッフが一体となって創り上げたこのステージは、「雅な闇」を体現しており、観客はただ聴くだけでなく、心で感じる時間を過ごしました。

今回の音楽朗読劇「陰陽師」は、今後も多くの公演が予定されており、その魅力はこれからも多くの人に伝えられることでしょう。次回は6月21日にも公演が行われ、異なるキャストで新たな魅力を見せてくれることが期待されています。観劇を通じて、古の東京に息づく物語を共に味わい、感動を分かち合いましょう。


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