工藤大輝とSKY-HI、代々木公園での特別な一夜を振り返る公開収録イベント

工藤大輝とSKY-HIが贈る特別な夜

2023年7月11日、代々木公園の野外ステージにて、ラジオ番組『DIVE TO THE NEW WORLD』の公開収録イベントが開催されました。この番組は人気アーティストSKY-HIがナビゲーターを務め、毎週土曜日に放送されていますが、今回は特別ゲストとして工藤大輝（Da-iCE）が登場しました。

日が暮れかけるなか、SKY-HIが登場し、リスナーに向けた静かな挨拶でイベントが始まりました。「代々木公園、自分としても懐かしいですね」と彼が語ると、当時の思い出が蘇るような感慨深い雰囲気が漂いました。SKY-HIは「BBOY PARKの聖地、たしかに！懐かしいな…」と続け、この特別な場所の歴史に思いを馳せました。

その後、工藤大輝が舞台に登場すると、観客の間にはどよめきが広がりました。SKY-HIが「代々木公園での思い出は？」と尋ねると、工藤は「バスケコートでよくバスケしている」と答え、来場者たちを笑わせました。この自然体なやり取りから、二人の親しい関係性が伺えました。

次に話題は工藤の音楽活動に移り、SKY-HIが「メンタリティやマインドセット、環境など変わったことはある？」と質問しました。工藤は「メンタリティは変わっていないが、環境は変わった」と語り始めました。初期には200人規模の会場でのライブをこなしていたが、今年の8月24日には「Taiki Kudo VS claquepot Two Man Live Tour 2025 Twin Ship」の追加公演が国立・代々木競技場第一体育館で行われることが発表され、SKY-HIは驚きの声を上げました。工藤は「たまたま空いていた会場があって、1週間前に決まった」と明かし、出演者たちやファンがその話題で盛り上がりました。

後半のトークでは、音楽業界の変遷についても語られました。SKY-HIが「CDの時代からストリーミングへの移行を経験できているのはラッキーなこと」と述べると、工藤もその意見に賛同し、「YouTubeも醍醐味の一つ。以前はフィジカルメディアで評価されていた」と自身の考えを述べました。二人在りし日の音楽シーンを振り返る様子は、未来に向けた展望と共に、懐かしさを感じさせました。

また、リスナーからの質問コーナーもありました。「思い通りにいかない時、どう乗り越えてきたか？」という問いに対し、工藤は「楽曲に昇華している」と回答しました。「私たちは“バズり”を狙っていると思われがちですが、作品全体を通して聴いてもらうことで真のメッセージが伝わる」と、アーティストとしての姿勢を語りました。

締めくくりには、SKY-HIが工藤に向けて「一生でこれが最後だとしても、やり残しのないように特別なことをやってほしい」とエールを送り、感動的なフィナーレを迎えました。この貴重な公開収録の模様は、7月26日(土)の『DIVE TO THE NEW WORLD』で放送予定です。J-WAVEの公式YouTubeチャンネルでも動画が公開されるので、ぜひ見逃せない内容となっています。