2025年大阪・関西万博の公式キャラクター『ミャクミャク』をテーマにした絵本『ミャクミャクと…ミャクミャク誕生ものがたり』が、予約販売開始からわずか12日で10,000冊を突破しました。話題の中心には、絵本作家である山下浩平氏の手によるデザインがあり、彼が長年の経験を活かして描き出した温かな物語は、多くの人々の心を捉えています。
次第に迫る万博の閉幕の中、絵本の予約はフェリシモのWEBサイトで行われており、特に著者の山下氏による未公開ページ画の公開は多くの人の関心を集めています。これまでのミャクミャクのストーリーには、彼が小さな細胞として誕生し、様々な生き物や自然との出会いを通じて世界の美しさを理解していく姿が描かれています。これは、単なるキャラクター誕生物語ではなく、共生や変化をテーマにした深いメッセージを秘めているのです。
山下氏は、「この絵本は私の頭の中にあった誕生の物語の一つであり、その出発点は2011年でした。不完全な部分もありますが、当時の思いや熱を感じてもらえるのではないかと思い、そのままの形で出版しました」とコメントしています。彼とフェリシモのパートナーシップは20年以上の歴史があり、今回の出版はその集大成とも言えます。
絵本は全編描き下ろしで、特別付録としてオリジナルポストカードが3枚、さらにデザインの過程を解説した図録も含まれています。このような豪華な特典が付くことで、より多くのファンを引き寄せ、多様な層にアピールすることでしょう。
ミャクミャクへの愛情は多くの人々に影響を与え、SNSでもその魅力を語る声が続々と寄せられています。「最初は奇妙だと思ったけれど、今では愛おしく思っている」といった感想が多く見られ、キャラクターとしての成長過程が反映されたものとなっています。このような共感が、絵本の予約数に如実に現れています。
期待が寄せられる中、今後も様々な販売先拡大が予定されているこの絵本。手に取ったひとつひとつが、ミャクミャクの物語を未来に脈々とつなげる役割を果たすことが期待されています。予約特典として届けられる絵本は、すべての読者にメッセージを発信し、感動を与えることでしょう。また、フェリシモの公式サイトでは、税込3,000円未満の通常の送料が540円発生するところが、今回の絵本では特別に送料無料となるため、より手軽に購入しやすくなっています。
この絵本は単なる作品を越え、日常に潜む感動や想像力へアクセスさせてくれるものです。万博の精神を受け継ぎながら、これからも多くの人々に愛され続けることを願ってやみません。まだ手にしていない方は、この機会にぜひお申し込みを!