脳の健康が寿命を決める!最新医学が提示する理想の生活習慣とは
2023年4月22日、ダイヤモンド社から発売される新刊『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳』の著者である、脳神経内科医・伊藤規絵氏が、私たちの健康寿命を左右する「脳」の重要性を説いています。この本は、約7000人の脳を診察し、3000本を超える医学論文を精査してきた伊藤医師による、最新の医学的知見を基にした実践的なアドバイスが満載です。
脳の健康が全てのカギ
日本では、平均寿命と健康寿命の間に約10年の差があります。つまり、長生きしても自立した生活を送れない期間が続く可能性が高いのです。この問題の解決には、脳の健康が欠かせません。全身の機能をコントロールする“最高司令官”である脳が健康であれば、長く自分らしい人生を送れるからです。
本書では、脳の健康を決定づける要因として、免疫細胞「ミクログリア」に焦点を当てています。ミクログリアは脳の働きに大きく影響し、記憶力や集中力を支えていますが、不適切な生活習慣によってミクログリアが暴走すると、炎症や酸化の原因となります。この事実は、パーキンソン病や認知症、さらにはがんや糖尿病など、さまざまな病気のリスクを高めることを意味します。
生活習慣を見直すための6つの鍵
本書では、脳の健康を守るために必要な6つの生活習慣術を解説しています。具体的には「血圧、食事、睡眠、運動、呼吸、お酒」の6つです。たとえば、朝食を抜くことが脳の衰えにつながるという指摘や、毎日の血圧測定の重要性、たった10秒の深呼吸でストレスを軽減できる方法などが具体的に紹介されています。
また、「運動=健康」という先入観に警鐘を鳴らす項目もあり、過度な運動負荷がかえって脳に悪影響を与える可能性がある点も強調されています。
認知症予防のための実践的アプローチ
伊藤医師の理論は、単に理論的なものでなく、すぐに実践可能な具体策として提示されています。例えば、「朝に1杯の炭酸水を飲む」や「速歩を1日20分行う」など、小さくても実行しやすい習慣が多数紹介されています。
本書の目次を見れば、その内容の広がりと深さがよくわかります。第1章では血圧管理の重要性を、第2章では「和食」の効果を、第3章では睡眠の質を向上させる方法が語られています。さらには第4章では運動の正しいアプローチを、第5章でストレス解消法を、第6章ではお酒の飲み方についても触れています。
結論としての「美脳」の秘訣
本書の終章では、「美脳」と「汚脳」について述べられ、脳の健康状態を保つための具体的な方法が示されています。眼に見えない脳の健康を守るためには、日々の小さな努力が欠かせません。これからの時代、脳の健康を意識した生活習慣が、私たちの健康寿命を延ばすカギになるでしょう。
まとめ
『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳』は、科学的根拠に基づいた生活習慣を提案し、自分の脳を守るためのヒントを与えてくれる一冊です。健康寿命を延ばし、幸福な人生を歩みたい人には必見の内容です。発売日が待ち遠しいですね。