新感覚の教養×アート絵本が誕生!
人気美術館と著名な出版社が手を組んで、日本初の浮世絵をテーマにした「あそびえほん」が登場します。『さがしえほん こわい浮世絵 おばけやしき』は、2025年7月17日(木)に講談社から発売される予定です。この絵本は、SNSフォロワー21万人超を誇る美術館とのコラボレーションによるもので、教養とアートを融合させた全く新しい形の絵本です。
浮世絵の名作の数々
この絵本には、歌川国芳や葛飾北斎などの著名な浮世絵師たちの“ちょっぴり怖い”名画がたくさん含まれています。子どもたちがページをめくりながら、浮世絵の中に隠れたおばけたちを探すという遊びを通じて、観察力や想像力を育てることができます。著名小説家の京極夏彦氏も、この絵本を絶賛しており、「コワイの奥にユカイが透けて、ブキミの中にカワイイが隠れてる」とコメントしています。おばけの魅力が詰まったこのインタラクティブな体験は、読み聞かせだけでは終わらない深い読書体験を提供します。
おうち美術館でアートに触れる
この絵本は、まるで自宅に美術館があるかのような感覚を楽しむことができます。特に子ども連れの家庭にとって、外出が難しい美術館訪問の代わりに、おうちで浮世絵の世界に浸る良い機会となります。また、子どもと共にアートを楽しむヒントやコツも多数収められているため、保護者にとっても充実した内容です。
監修者による深い理解を
本書の監修・解説を担当するのは、FLOATING GROUNDの主席学芸員である日野原健司氏。彼は、浮世絵の専門知識をもとにした充実した解説を提供し、浮世絵制作の秘密や江戸文化の面白さを知ることができます。そのため、子どもはもちろん、大人も興味深い内容が満載です。
様々な浮世絵師の作品を収録
本書に収められる浮世絵師は多岐にわたります。菱川師宣や鈴木春信、そして喜多川歌麿、月岡芳年といった多くの名作が登場し、読者はその中でおばけを探しながら楽しむことができます。さらに、絵本には浮世絵そのものの説明や、著名な浮世絵師の歴史も含まれており、教育的価値が高い内容となっています。
まとめ
この絵本『さがしえほん こわい浮世絵 おばけやしき』は、子どもたちに楽しさと学びを提供する新たなアート絵本です。お化けの世界を堪能しながら、子どもたちの観察力や想像力を引き出すこの一冊は、2025年の夏にぜひ手に取ってみたい一品です。アートを身近に感じながら、楽しい時間を過ごすことができるでしょう。