新世代のジャズ・ピアニストが神奈川を駆け抜ける!
神奈川県の文化芸術の拠点である神奈川県民ホールで、注目のジャズ・ピアニスト壷阪健登が凱旋ツアーを開催します。彼はアメリカのバークリー音楽院を首席で卒業し、名門レーベル・ヴァーヴからデビューアルバムをリリースした新世代の才能です。今回は、デューク・エリントンに敬意を表した特別な4日間の公演を実施することが決定しています。
神奈川文化の中心、県民ホールの歴史
1975年から50年ほどにわたって神奈川県民ホールは地域の文化を支えてきました。2025年4月には建替えが予定されていますが、その休館中も様々なイベントを展開することが約束されています。横浜は異国情緒とジャズの歴史が交差する町としても知られ、大正時代からジャズ文化はここで根付いてきました。
壷阪健登が織り成すエリントンの世界
壷阪は、世界的なジャズ・ピアニストである小曽根真のプロジェクト「From OZONE till Dawn」にも参加しており、作曲や編曲の才能も発揮しています。今回の公演では、20世紀のジャズの巨星デューク・エリントンをテーマに、同世代のジャズメンである高橋陸(ベース)、中村海斗(ドラムス)とのトリオ編成で茅ヶ崎、川崎、三浦、葉山を巡る予定です。
エリントンはその優雅な物腰から「デューク」というニックネームがつけられました。彼は自らのビッグバンドを率いてスウィング・ジャズの潮流を引き起こし、数多くの名曲を残しました。今なお彼の影響は強く、その音楽スタイルは幅広いジャンルに影響を与えています。
エリントンの足跡を辿る公演内容
壷阪のピアノ演奏はスチリッシュでエレガント、そしてグルーヴ感に満ちています。デビューアルバムも全曲オリジナル曲で構成され、次世代のエリントンとも言える彼の音楽は独自の魅力を放っています。今回の公演では、エリントンの名曲だけでなく、新たに書き下ろしたトリビュート作品も披露される予定です。彼自身の音楽を通じて、エリントンとのかけがえのない「音の対話」が楽しめます。
「C×JAZZ」シリーズ
今回の公演は、神奈川県民ホールが贈る新たな「C×JAZZ(シー・バイ・ジャズ)」シリーズに属しています。このシリーズは過去、現在、そして未来を結ぶコンセプトを持ち、自由な発想と創造性が楽しめるイベントとして展開されています。
公演概要
- - 公演名: 神奈川県民ホール presents C×JAZZ 壷阪健登×デューク・エリントン
- - ツアースケジュール:
- 11月27日(木) 19:00 開演:茅ヶ崎
- 11月28日(金) 19:00 開演:川崎
- 11月29日(土) 15:00 開演:三浦
- 11月30日(日) 15:00 開演:葉山
- - 出演: 壷阪健登(ピアノ)、高橋陸(ベース)、中村海斗(ドラムス)
- - 料金: 一般3,000円、5歳〜24歳500円
- - チケット情報: 詳しくは公式ウェブサイトをご確認ください。
この特別な機会に、ぜひ音楽を通じて壷阪健登の魅力を体感してください。新世代のジャズと歴史の融合を感じる絶好のチャンスです。