music2.0、バルセロナで開催されるSónarに壇上登場！未来の音楽を共創する場に

music2.0、Sónarと連携しバルセロナで大イベントに参戦！

音楽及びエンターテインメントの革新を目指すmusic2.0が、2025年6月にスペイン・バルセロナで開催される世界的音楽フェスティバルSónarのカンファレンス部門「Sónar+D」に参加します。このイベントは音楽とテクノロジー、アートが交わる特異なプラットフォームで、世界中の音楽ファンや専門家が集まります。

Sónarの魅力とmusic2.0のビジョン

Sónarは、エレクトロニック・ミュージックや先進的なアートが融合するユニークなフェスティバルで、1994年から続いています。毎年、多くの人が訪れ、様々な領域での交流と共創が行われています。music2.0もこのフェスを通じて、日本の音楽シーンを国際的に発信し、音楽を中心としたエンターテインメントを革新していくことを目的としています。

特に注目すべきは、Sónar+D内の「Lounge+D」や「プロジェクトエリア」での展示です。ここでは厳選された先進的プロジェクトのみが参加でき、music2.0がここに選ばれたことはその活動が国際的に認められた証でもあります。音楽、技術、社会的意義を横断して、新しい表現を生み出していく姿勢が評価されているのです。

これからの音楽イベントと出展内容

music2.0は、2025年1月には神戸で3D MUSIC EXHIBITION「Experimental Soundscapes: katsuyuki seto」を開催しました。このイベントでは、パネルディスカッション等を通じて、音楽やイノベーションについての新たな視点を提供しています。Sónarでの出演がこの延長線上にあることを強調したい。

トークセッション「Wabi Sabi Music」

6月12日には、トークセッション「Wabi Sabi Music – Beauty of Imperfection and Impermanence: Analog to AI from Japan」がLounge+Dで行われます。これは日本独自の「わびさび」の美学を音楽技術にどのように反映させているのかを探ります。

モデレーターとして音楽プロデューサーの浅田祐介と、3Dサウンドのクリエイターである瀬戸勝之が参加します。さらに、YMOの“第4の男”として知られる松武秀樹氏と、ヤマハ「VOCALOID」の生みの親である剣持秀紀氏も登壇し、日本の音楽シーンにおける技術的な変遷と“揺らぎ”の美学を語り合います。

ブース展示での革新技術

また、6月12日から14日にはProject Areaでのブース展示も行います。ここでは、TR-808やTR-909といった音楽制作機器や、AIを活用した音声合成ソフト「Vocaloid6」、「Synthesizer V」、「Hatsune Miku NT」などの最新技術を紹介します。これを通じて、日本が音楽の未来にどのように貢献し、どんな可能性があるのかを示します。

Sónarの50年、music2.0の未来へ

Sónarの開催は1994年から続いており、音楽とテクノロジーの最前線を知る貴重な機会です。music2.0は神戸に新たな音楽の拠点を創出し、アジアや世界に向けてのゲートウェイとしての役割を担っていくことを目指しています。このイベントは、2025年秋に予定されている「Kobe Calling」と連携し、国際化を推進することを目指します。

音楽が持つ力と未来の可能性を、バルセロナの地で再確認する旅となるでしょう。これからの音楽体験の進化を共に体感し、未来の音楽シーンを作り出していきましょう。