ローソンとSAPICAの新サービス
2025-10-14 10:46:51

ローソンで「SAPICA」を導入、地域活性化へ新たな一歩を!

ローソンが明かす新たな決済の扉



株式会社ローソンは、地域マネー「SAPICA」を導入したという新情報を発表しました。この取り組みは、株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)が提供する決済サービスに基づき、北海道に位置する全てのローソン店舗、つまり728店舗で実施されます。この新しい決済手段は、2025年8月末までに全店舗で利用可能になる予定です。

TMNの取り組みが地域を支える



TMNは2016年からローソンに対して電子マネーやクレジット決済サービスを提供し続けており、これによって365日、24時間の安定したサービスを実現しています。2023年には熊本地域振興ICカード、いわゆる「くまモンのICカード」の導入を行っており、「SAPICA」の導入はそれに続く事例となります。

地域マネーはその地域での経済を活性化するために重要ですが、その利用拡大において主な課題とされているのが、実際に支払い・チャージできる場所の不足です。今回のローソンとの提携によって、日常の買い物に「SAPICA」を使える機会が増え、より多くの人々の日常生活に溶け込むことが期待されます。これにより、地域経済の活発化へとつながるでしょう。

無理のない店舗導入



TMNはこれまでに多様な決済手段への対応を行ってきた経験を活かし、今回の地域マネー「SAPICA」の導入でも、特に店舗側の大規模な改修作業を必要としない方法を採用しました。既存のサービス基盤の上に決済手段を追加する形をとり、クラウド決済センターの改修だけで済むため、店舗側の負担は非常に軽減されています。

加えて、「くまモンのICカード」と「SAPICA」は共通システムで管理されているため、今後他の地域マネーに関してもスムーズに対応が可能です。この共通システムの導入により、各地域が持つ独自の地域マネーを簡単にローソンに組み込むことができ、地域全体の消費環境の向上が期待されています。

TMNのビジョン



TMNは、決済とマーケティングを融合した情報プロセシング事業に力を入れています。クラウドPOSやハウスプリペイド、ID統合などを含む新たな取組みを展開し、2011年には日本初となるクラウド型電子決済の商用化も実現しました。現在もスーパーマーケットやコンビニエンスストアなど、幅広いビジネス間で提供するゲートウェイサービスを展開し、110万台に上る決済端末が接続されています。

未来に向けて



今回の「SAPICA」による決済サービスの導入は、単なる新しい支払い手段に留まらず、地域経済の活性化や利便性向上にも寄与します。こうした取り組みを通じて、TMNは今後も地域の食やサービスの流通環境を整え、皆の暮らしをより豊かで便利なものにしていくでしょう。地域と共に成長するような取り組みは、今後ますます注目されていくはずです。


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