松尾潔のメロウなライナーノーツ
2025-06-04 11:43:15

松尾潔が贈る90年代R&Bの魅力を再発見する書籍の登場

松尾潔が語る90年代R&B作品の魅力



音楽ファンにとって待望の書籍『松尾潔のメロウなライナーノーツ』が、2025年6月20日にリリースされます。本作は、著名な音楽プロデューサーであり作家でもある松尾潔氏による、90年代R&Bの名盤52作品を収めたライナーノーツ集です。300を超えるタイトルの中から厳選された52本の作品を通じ、その魅力と背景に迫ります。

音楽の魅力を余すところなく解説



本書は、松尾氏の深い見識に基づき、歴史的な名盤、愛蔵盤、さらにはベスト盤まで、様々な作品に寄せられた丁寧な解説を手に入れられます。音楽における資料的な正確さだけでなく、松尾氏ならではの多彩なアプローチが試みられており、エンターテイメントとしての読み応えも抜群です。特に、現地でのアーティストの生の声を豊富に取り入れているため、25年後の今において「答え合わせ」を楽しむことができるスリリングな体験が待っています。

収録されたアーティストと名盤



第1章「女たちよ!」では、メアリー・J・ブライジやジャネット・ジャクソン、シー・シー・ペニストン、シャニースなど、90年代R&Bの女性アーティストたちの魅力が語られています。彼女たちが残した名曲や、音楽シーンに与えたインパクトについて詳細に解説されています。特に、メアリー・J・ブライジのデビュー作『What's The 411?』については、聴き手の心に深く響く艶やかな声が印象的で、その背景にある苦悩と希望が語られています。

第2章「男たちよ!」では、キッパー・ジョーンズ、アレクサンダー・オニール、ピーボ・ブライソンなどの男性アーティストに焦点を当て、それぞれのソロデビュー作の意義や特徴を深く掘り下げています。また、久保田利伸のアメリカ進出を含む作品群も取りあげられ、その高いプロデュース力を称賛しています。特に、ルーサー・ヴァンドロスやエリック・ベネイの作品は、R&Bの魅力が詰まった良作として再評価されています。

最後の第3章「花よ嵐よ!」では、ボーイズⅡメンやドゥルー・ヒル、トニー・トニー・トニーなど、多彩なアーティストの持ち歌を通じて、R&Bの進化を描いています。これらの作品は、90年代の音楽シーンを象徴する存在であり、当時のファンにとっても新しい息吹をもたらすことでしょう。

書籍の背景と松尾潔氏のプロフィール



松尾潔氏は、1968年に福岡市生まれの音楽プロデューサーであり、R&Bジャーナリストとしても活動しています。彼は「ニュージャックスウィング」というジャンルを日本に紹介した先駆者であり、多くのアーティストのデビューに貢献してきました。豊富な海外取材を基に、音楽業界での影響力を誇る本書は、彼のキャリアの集大成とも言える一冊です。

本書の刊行を通じて、90年代R&Bの名盤に再び目を向ける機会が生まれ、当時の感動を新たにすることでしょう。音楽の持つ力を改めて感じることができるこの作品は、R&Bファン必見です。ぜひ、この機会を逃さずに手に入れて、その深い世界に浸ってみてはいかがでしょうか。


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