日本人マジシャンIbuki、FISM2025でグランプリ受賞の快挙！

マジシャンIbuki、FISM2025でグランプリ受賞

2025年7月20日、イタリアのトリノにて開催された「FISM 2025」で、日本人マジシャンのIbuki（イブキ）が素晴らしい成果を収めました。彼は、クロースアップ・マジック部門でグランプリを獲得し、さらにマイクロマジック部門でもトップの座に輝きました。

この受賞は、日本人がFISMでグランプリを獲得したのは初めてのことで、1970年に日本が初めて参加して以来、実に75年を超える歴史の中での快挙です。また、アジア人としてもわずか3人目の栄えある受賞者に名を連ねました。Ibukiはその技術と創造力で、世界の審査員や観客から絶賛を受けました。

Ibukiの独創的なマジック

Ibukiが披露したマジックは、洋服のボタンをテーマにしたものでした。観客の目を引くこと間違いなしの彼の演技では、衣装からボタンが移動したり、ハンカチに瞬時に縫い付けられたりする技が披露され、専門家ですら驚きを隠せないほどでした。この独自のスタイルで、彼は見事にグランプリを掴みました。

FISMは「マジック界のオリンピック」とも称され、世界中から選ばれたトップマジシャンたちが集まる最大規模の大会です。この中でのグランプリ受賞は、世界中のマジシャンから憧れられる名誉であり、Ibukiは晴れて「世界一のマジシャン」として公認されたのです。

名だたるマジシャンたちからの称賛

Ibukiの受賞に対して、著名なマジシャンたちも称賛の声を寄せています。MR.マリック氏は彼の演技について、「技術と演出の両方を兼ね備えたIbukiの才能は素晴らしく、全ての審査員の心を掴んだ」と高く評価しました。また、セロ氏は彼の独自のアプローチを絶賛し、「マジックを簡単に見せることが最も難しいが、Ibukiはその本質を見事に体現している」とコメントしています。

受賞の背景とこれからの挑戦

Ibuki自身も受賞を受けて「今回の成果は自分一人だけのものではありません」と語り、演出を担当したせとなさんや、マネジメントを支えたHISAさん、チーム全体への感謝を述べました。彼はこの受賞をきっかけに、日本に再度マジックブームを巻き起こすことを目指しているとのことです。
この若き才能は、今後日本だけでなく、世界のマジック界でさらなる革新をもたらす可能性を秘めています。