人気シリーズ「乙女の本棚」の第48弾が登場!
インプレスグループのリットーミュージックが展開する出版レーベル立東舎から、期待の新作『断食芸人』が2025年9月12日に発売されることが決まりました。この作品は、哲学的なテーマと独自の世界観で知られるチェコの文豪・フランツ・カフカの傑作に、今注目のイラストレーター・ウミ乃が新たな生命を吹き込んだコラボレーションによるものです。
「乙女の本棚」とは?
「乙女の本棚」は、文豪たちの名作を現代の感性をもったイラストレーターが描くことで、絵本のような楽しみ方を提案するシリーズです。これまでに多くの人気タイトルが生まれ、多くの読者の心を掴んできました。今回の『断食芸人』は、その第48弾となり、これまでのコラボ作品に引けを取らない美しいビジュアルが期待されます。
作品の概要
『断食芸人』は、カフカが描く一人の男が、断食という芸を追求しようとする姿を描いた作品です。彼の内面や社会との葛藤を通じて、人間存在の本質に迫る深いテーマが扱われています。この物語は、カフカの代表作である『変身』同様に、彼の独自の視点で人間の存在意義を問いかけるものです。
イラストのウミ乃は、その卓越した技術と感受性で知られており、特にVTuber関連の作品で高い評価を得ています。今回の『断食芸人』においても、彼女の描く美麗なイラストが、カフカの文学の世界を生き生きと表現し、読む人を魅了すること間違いありません。このコラボレーションによって、小説のストーリーとともに見る楽しみが加わり、読者に新たな体験を提供します。
書誌情報
- - 書名:断食芸人
- - 著者:カフカ(斎藤寿葉訳)+ウミ乃
- - 定価:2,475円(本体2,250円+税10%)
- - 発売日:2025年9月12日
- - 発行:立東舎/発売:リットーミュージック
商品情報の詳細は、立東舎の特設ページ(
こちら)からご覧いただけます。
カフカとウミ乃のプロフィール
フランツ・カフカ
1883年にプラハで生まれたカフカは、保険の仕事をしながら多くの作品を執筆しました。彼の作品は、死後にますます評価が高まり、特に『変身』や『審判』、『城』などが世界中の読者に読み継がれています。
斎藤寿葉
早稲田大学の博士課程を修了した斎藤は、19世紀末から20世紀初頭のアメリカ文学を専門とし、大学での授業と研究活動に従事しています。
ウミ乃
VTuber関連のイラストを多数手がけるウミ乃は、独自のスタイルで多くのファンを魅了している注目のイラストレーターです。
まとめ
『断食芸人』は、文学とアートが融合した作品として、多くの読者に愛されることが予想されます。文学とイラストが表現する新たな世界観を一緒に楽しむことで、これまでとは一味違う読書体験を味わってみてはいかがでしょうか。発売が待ち遠しい作品です。