新たなバイリンガル書『YOKAI』の魅力
日本の文化や伝説に触れる機会が少ない海外からの旅行者にとって、バイリンガル書『WASHOKU』の人気に続いて、姉妹版の『YOKAI』も注目を集めています。2023年4月18日に発売されたこの本は、日本の妖怪をテーマにしています。
妖怪とは?
日本の妖怪は、さまざまな形や姿を持ち、その多様性が魅力です。鬼や天狗のように恐れられている妖怪から、一つ目小僧や河童のように親しみやすく可愛い妖怪まで、日本の伝説・民話に登場する不思議な存在が数多く紹介されます。特に、近年話題になった都市伝説の妖怪も含まれており、時代を超えて人々の関心を集めています。
本書では、英語と日本語の両方で妖怪の説明がされているため、単に読むだけでなく、日本語を学ぶ手助けにもなります。また、関連する日本文化の豆知識がコラム形式で掲載されているため、妖怪を通じて日本の伝統や習慣についても知識を深めることができます。
旅行のお供に最適
書籍のサイズはA6と小ぶりで、旅行中も持ち運びやすいのが特徴です。旅行先でその土地にゆかりのある妖怪を見つける楽しみがあり、観光の合間に気軽に開いて読むことができます。また、妖怪が登場するマンガやゲームを一層楽しむためのアイデアも提供されており、文化体験をより深めるサポートをしています。
新しいプレゼントの提案
『YOKAI』は、日本旅行のお土産や、海外のお友達への気持ちを伝えるプレゼントとしても適しています。特に、コロナ禍以降に増えたインバウンド需要に乗る形で、出版社のナツメ社はこのシリーズを強化し、好調な結果を出しています。姉妹本の『WASHOKU』も既に人気を博しており、文化と食を通じて日本を身近に感じてもらう狙いがあります。
書籍情報と監修者
『YOKAI』の監修を務めるのは、弘前学院大学教授の伊藤慎吾氏で、日本の妖怪文化や物語文学について深い知見を持っています。彼の専門知識によって、読者が持つ疑問にも応える充実した内容になっています。書籍の詳細は以下です:
- - 監修者:伊藤慎吾(いとうしんご)
- - 発行:ナツメ社
- - 定価:1,650円(税込)
- - ページ数:192ページ/オールカラー
日本の妖怪の面白さをぜひ多くの人々に知ってもらえる一冊と通して紹介できることを期待します。