マキタスポーツが自由に綴る食の魅力を凝縮した新エッセイ発売！

マキタスポーツ新食エッセイ『グルメ外道』発売!

日本のエンタテインメント界でその存在感を放っているマキタスポーツさんが、最新の食エッセイ『グルメ外道』を本日発売しました。彼が名乗る「才能が渋滞中」の芸人は、ラジオなどでその食へのこだわりを語り続けており、そのユニークな観点が作品に詰まっています。

食に向き合う姿勢

本書の中では、陽の目を浴びることの少ない「10分どん兵衛」や「芸人メシ」といった独自の食文化について豊富なエピソードが展開されます。中でも「10分どん兵衛」は、従来の食べ方に反する方法ですが、彼の言葉で語られると驚くほど美味しそうに聞こえるから不思議です。彼はお湯を入れてほんの10分待つことで味が格段に向上することを力説し、これが瞬く間に大きな話題になりました。

日清食品もこの話題に公式に反応を示すほどの反響があり、彼の斬新なスタイルは多くのファンに受け入れられました。

食の掘り下げ

『グルメ外道』は、「窒食」「50代からの焼肉革命」「志村けんの水割り」など、他では聞けない食にまつわる知識やこだわりが満載。マキタさんが直面した実体験を元に、食を語り尽くす内容は、ただのエッセイに留まらず、彼のユーモアと深い洞察が交差する魅力的な作品となっています。

彼自身の言葉を借りれば、「テメエが美味いと思うかどうかが重要」とのことで、世間の流行に振り回されない、自己流の食道を追求する姿勢を貫いています。

試し読みが可能

また、同日より新潮社のWEBマガジン「考える人」では、本書の冒頭部分「はじめに――胃袋の夜明け」が特別に公開されています。ここではマキタスポーツの独自な視点から、食に対する真剣さが感じられるでしょう。

著者自身も「恥ずかしいグルメ本」と表現しつつ、自らの食癖を包み隠さずに記したことに自信を持っているようです。これは、読者にとっても期待を裏切らない内容であり、ページをめくれば、必ずお腹が鳴るような「美味しい能書き」が詰まっています。

マキタスポーツとは

マキタスポーツさんは1970年に山梨県で生まれ、芸人、ミュージシャン、俳優、文筆家など多岐に渡って活躍しています。俳優としては映画『苦役列車』での演技が評価され、各種の著書も手がけており、その多彩な才能が光ります。

新刊『グルメ外道』は、これまでの肩を張らずに楽しめる作品と思いますので、ぜひ手に取って読んでみてはいかがでしょうか。