大西亜玖璃ファンクラブイベントで魅せた歌と笑いのひととき
10月22日にミニアルバム『Rock&Roll Lady Girl』と『失恋モノクローム』をリリースした大西亜玖璃。12月6日、彼女のファンクラブイベント『あぐぽんと聖なる仲間たち~最強のカラオケPARTY~』が飛行船シアターで開かれ、クリスマスの雰囲気が漂う中、ファンと共に素敵な時間を過ごしました。
イベント会場には、クリスマスのコスプレをしたファンたちが集結し、主人公のあぐぽんの登場を待ち望む姿が印象的です。会場が暗転すると、まずは工藤プロデューサーが挨拶。「みんなであぐぽんを呼び込もう!」と言うと、サンタ衣装を纏った大西亜玖璃がステージに登場! 驚くほどの歓声が会場を包む中、少々興奮気味のファンに向かって「うるさい(笑)」と笑顔で応じる彼女の姿は、互いの絆の強さを感じさせました。
オープニングトークでは、このイベントのタイトルについても触れ、「最初は意味が分からなかったけれど、面白さに一目惚れした」と語る一幕も。続いて、彼女自身のクリスマスの思い出を振り返り、最も嬉しかったプレゼントはゲーム『おいでよ どうぶつの森』であり、思い出のプレゼントとして『明日のナージャ』のミシンを紹介。子供時代の温かいエピソードに、ファンもほっこりとした表情を見せました。
さらに、クリスマスケーキの話題も盛り上がり、現在、彼女が気に入っているという『テニスの王子様』のケーキについての悩みが展開。主人公リョーマくんの誕生日と重なるため、どちらを買うべきか真剣に考えている様子には、ファンも共感。
続いて、事前に行われたアンケート結果が発表されました。これには、8thシングル「イニミニマニモ」のオリコンデイリーランキング1位獲得や、AiScReamのテレビ出演が多かったというコメントが寄せられ、彼女自身も充実した2025年を振り返ります。そして、雑誌での共演や、温泉むすめのイベント、さらには写真集『LONG VACATION』の撮影地であるベトナムについても語りました。特に、今年は海外に頻繁に行ったため、「ベトナムに行くなんて想像もしていなかった」と振り返りつつ、食事の中で一番美味しかったものには「自宅のホットクックで作った豚の角煮」を挙げ、ファンを笑わせました。
次のトークテーマでは、リクエストに応えて『テニスの王子様』の推し活について。夜遅くに『テニスの王子様 ぎゅっと!ドキドキサバイバル』をプレイしているという彼女の姿は、実に楽しそうでした。「将来的には井川遥さんのような見た目に」と未来の目標も明かし、会場を盛り上げます。
その後、カラオケコーナーがスタート。舞台セットはまるでカラオケボックスのようで、あぐぽん自身がリモコンを持ち、楽曲を選ぶスタイル。最初に選んだ曲は「Q&A リサイタル!」(戸松 遥)で、間髪を入れずに会場はテンションが上がります。続いて「桃色片思い」(松浦亜弥)で、観客も巻き込んでの大合唱。ここでは、懐かしい80年代の名曲「MUGO・ん・・・色っぽい」も披露し、切ないバラード「ORION」(中島美嘉)と続き、冬にぴったりな選曲が目を引きました。
グループの人気曲「とくべチュ、して」(=LOVE)では、観客も共に楽しみ、ファンの声援と共に素晴らしいコラボレーションが完成。ラストには「ふたりきりのMerry Christmas」でクリスマスの雰囲気を味わいました。
そして、あぐぽんのオリジナル楽曲のライブコーナーへと続きます。『指先ハート』での盛り上がりは最高で、ファンとの一体感が生まれ続けました。「いつもどおりに」では切なさが響き、最後は「恋よりずっと Only you」で締めくくられます。彼女は「今日はみんなとカラオケに行ったように楽しんでいただけたら嬉しい」と伝え、素晴らしいイベントが幕を閉じました。
今回のファンクラブイベントは、歌とトークで満ちたひとときとなり、大西亜玖璃の魅力を再確認する素敵な機会となりました。