献血を身近に感じる「LOVE THE CUL血RE」プロジェクトが始動！

若者の献血参加を促す「LOVE THE CUL血RE」

東海北陸7県（富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県）では、献血が日常生活の一部として根付くことを目的としたプロジェクト「LOVE THE CUL血RE」を展開しています。この取り組みは、特に若年層（10代から20代）の献血への参加が減少している現状を受け、献血未経験の若者たちを積極的に献血に誘導しようとするものです。

プロジェクトの一環として、2024年12月13日（金）より公開されたPR動画は、「献血」を音楽やファッション、映画といった“カルチャー”の一部として位置づけ、若者のライフスタイルに馴染むことを目指しています。この動画は、カルチャーと共に生きる若者をテーマに制作され、献血がより身近な存在になることを願っています。

献血の重要性

「献血」とは、病気やけがで輸血を必要とする患者さんのために、自発的かつ無償で自分の血液を提供する行為です。これが実現することで、多くの患者さんの命が救われるのです。しかし、冬場は体調を崩したり外出を控える人が増え、インフルエンザなどの影響で献血協力者が減少する傾向が見られます。そのため、東海北陸7県の血液センターは、安定して血液を届けられるよう、若者をはじめとした広範な協力を求めています。

「ラブラッド」アプリを活用しよう

さらに、献血の参加を促進するために、日本赤十字社が提供する「ラブラッド」という会員サービスも注目されています。アプリでは、献血の予約や事前の問診回答が簡単に行えるため、献血がもっと身近に感じられるようになります。献血は16歳から行うことができますが、16歳未満の方でもプレ会員登録を行うことで、献血に関する情報を受け取ったり、年齢に達したときに初めての献血予約を行ったりすることができます。

未来のために、献血を

気軽に参加できる献血活動は、ただの善行以上の意義を持ちます。医療現場での需要が常に存在する一方で、献血者の確保は常に求められています。「LOVE THE CUL血RE」プロジェクトへの参加は、あなた自身が他者を助ける一歩となるでしょう。興味がある方や不安がある方は、まずは日本赤十字社東海北陸ブロック血液センター事業部献血管理課（0561-89-7808）にお問い合わせください。あなたの一回の献血が、誰かの命を救うかもしれません。