テリー・ライリーとクロノス・クァルテットが織り成す音楽の祭典
音楽の世界に多大な影響を与えたミニマル・ミュージックの先駆者、テリー・ライリーがこの春、日本で特別なコンサートを開催します。今年で90歳を迎えるライリーは、グラミー賞を3度受賞した著名な弦楽四重奏団、クロノス・クァルテットと共演します。本公演は、6月25日(水)に神奈川県立音楽堂、6月28日(土)に東京藝術大学奏楽堂で行われる予定です。このコンサートは、ライリーの卒寿を祝う特別なイベントであり、これまでの音楽人生の集大成とも言えるでしょう。
クラウドファンディングの成功
今回のコンサートの実現に向けて、テリー・ライリーMatsuri2025実行委員会は、約3ヶ月間にわたりクラウドファンディングを行い、成功裏に資金を集めました。支援総額は6,547,100円、支援者数は303名、達成率は167%という驚異的な結果を達成し、感謝の気持ちを皆様にお伝えします。
このような成功を抑えて、5月14日(水)10:00から、一般販売が開始される特設サイトでのチケット販売が行われます。注目すべき点は、6月25日(水)の公演で日本初演となるライリーの名曲《サン・リングズ》です。
ライリーの音楽旅
テリー・ライリーは1935年生まれで、カリフォルニアで育ちました。サンフランシスコ州立大学で音楽を学び、インド音楽に影響を受けることでミニマル・ミュージックを創始しました。特に彼の作品《In C》や《A Rainbow In Curved Air》は、音楽界に革命をもたらしました。ライリーの曲は、ジャズやロック、さらには新たな音楽シーンへも多大な影響を与え、今なお新しい世代のアーティストたちにインスピレーションを届けています。
公演の詳細
いよいよ、コンサートの日を迎えます。
- - 6月25日(水)神奈川県立音楽堂 では、《サン・リングズ》の日本初公演が予定されています。この作品は、ライリー自身の深い音楽的な哲学が詰まった傑作で、多くのファンがその演奏を心待ちにしています。
- - 6月28日(土)東京藝術大学奏楽堂 では、クロノス・クァルテットとの日本初共演が実現します。特に注目したいのは、ライリーが本公演のために書き下ろした新曲も披露される予定です。
両公演とも、全席指定・一律料金で、一部の販売サイト(チケットぴあ、ヴォートル・チケットセンターなど)から購入可能です。チケットは先着順での販売となっていますので、早めの購入をオススメします。
共演するアーティストたち
本公演では、著名なアーティストたちも登場します。特に印象的なのは、クロノス・クァルテットです。彼らは、これまでに40回以上の音楽賞を受賞し、現代音楽における重要な存在として知られています。彼らは、サイズ・ジャンルを問わず様々なアーティストとコラボレーションしてきた実績があります。
応援の声
テリー・ライリーの影響を受けたアーティストたちからの応援のメッセージも多く寄せられています。日本の作曲家、久石譲氏や坂本龍一氏もその一人で、ライリーの音楽がこれからの世代にさらに広がることを願っています。
このコンサートは、単なる音楽の枠を超え、人々に感動を与える特別な時間となることでしょう。ライリーの音楽に触れ、彼の生誕90周年を祝い、音楽の新たな可能性を感じるこの機会をぜひお見逃しなく!