平安神宮の夜桜を彩る音楽イベント「桜音夜」2025年開催決定

平安神宮の夜桜音楽イベント「桜音夜」2025年開催決定

平安神宮は、1989年から開催されている「紅しだれコンサート」を進化させた新たなイベント「平安神宮桜音夜」を2025年に開催することを発表しました。このイベントは、4月2日から6日までの5日間にわたり実施され、幻想的な夜桜とともに多彩なアーティストたちによる音楽を楽しむ夜が用意されています。

豪華な出演者陣

今年も豪華なラインアップが整いました。まずは、初日の4月2日には、雅楽の第一人者・東儀秀樹と彼の息子で若手アーティストの東儀典親が共演します。続く3日には、津軽三味線の上妻宏光と箏奏者のLEO、4日には人気の即興ピアニストござとBudoが登場します。5日目は、クラシック音楽界で注目を集める高島健一郎と仲間たちが華やかに彩り、最終日6日には実力派シンガーMay J.とピアニスト菊池亮太がパフォーマンスを披露します。

美しき夜桜の舞台

平安神宮の神苑は、約33,000平方メートルの広大な日本庭園が広がり、季節ごとに異なる表情を見せます。特に4月の紅しだれ桜は、作家・谷崎潤一郎が称賛したように、夜間ライトアップされると、まるで幻想的な舞台のように華やかさを増します。この神聖な空間では、客席を設けず、来場者は自由に散策しながら音楽に耳を傾けることができます。

特別な体験を

このイベントは、平安の歴史と文化を感じることができる特別な時間です。桜の下で音楽に包まれ、日常の喧騒を忘れさせてくれる瞬間を提供します。昨年のイベントが好評だったことから、今年も多くの人々が訪れることが期待されています。また、点灯式や演奏はコロナ対策を踏まえた形で行われるため、安心して楽しむことができるでしょう。

チケット情報

チケットは前売りと当日券があり、通常のライトアップのみを楽しむ「入場券」と、演奏も楽しめる「コンサート付入場券」の二種類があります。各日のアーティストによって異なる演奏時間が設けられているため、参加を希望する方は早めの購入をお勧めします。

なお、チケット販売は2025年の2月22日から開始予定です。

春の訪れを告げる桜音夜で、心に残る特別なひとときを過ごしてみませんか。詳細な情報は、公式サイトをご覧ください。