映画原作本が重版
2026-06-17 09:44:19

濱口竜介監督の映画原作本『急に具合が悪くなる』が重版決定!

映画原作本『急に具合が悪くなる』の重版が決定!



長年にわたり多くの読者に支持されてきた映画原作本『急に具合が悪くなる』が、6月17日に重版され、発行部数がついに8万部を突破しました。この作品は、濱口竜介監督が手がけた同名の映画の原作であり、視覚的な芸術と文学が見事に融合しています。

カンヌでの受賞と原作本の魅力



今や映画はカンヌ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞し、世界中の注目を集めています。その影響を受け、原作本への注文が殺到。映画が公開される前に、原作もまた多くの読者と出会うことになりました。本書は、がんの転移を経験した哲学者と、臨床調査に取り組む人類学者が、死や生、別れや出会いについて20年間の学問的キャリアをもとに交わした20通の往復書簡で構成されています。

読者の心に響く哲学的な対話



本書は、人生の揺らぎや人とのつながりの大切さ、そして新たな出会いについて、時に生々しく、時に詩的に描いています。2019年の刊行以来、朝日新聞をはじめとするメディアでの評判も高く、読者は常に増え続けています。派手なプロモーションメニューはなくとも、口コミで広がり、多くの人に読み継がれています。

映画制作の舞台裏



映画制作にあたっては、原作の内容がフランス語に翻訳され、出演者たちに読み込まれるという入念さがありました。濱口監督は、映画制作全体を通して、出演者らに「一緒にラインを描いていこう」と言い続け、その共通のビジョンを持たせるための深いコミュニケーションを重視しました。

監督と主演たちのメッセージ



映画の公開を控え、濱口監督と主演女優から本書への感謝の言葉が寄せられました。

濱口竜介監督:「本書に出会って、心と言葉が震えるような感覚を観客に伝えられればと思いました。この本との出会いに心から感謝しています。」

岡本多緒さん(主演):「私にとってこの本はお守りのような存在です。二人の女性が魂を交換する特別な存在として、この映画に繋がりました。」

ヴィルジニー・エフィラさん(主演):「一緒にラインを描いていこうという言葉が、映画作りにおいて大きな意味を持ちました。」


このように、原作と映画の関係は一層深いものとなり、両者を通じた感動的な体験を作り上げています。

特別な書店イベントの開催



映画の公開に先駆けて、濱口監督と原作者の磯野真穂さんによる「映画『急に具合が悪くなる』を読み解く選書フェア」が全国の書店で開催される予定です。このフェアでは、映画のテーマに深くかかわる選書が紹介されるシーンも見られるでしょう。詳細な情報は随時公開されていく予定ですので、ぜひチェックしてください。

著者プロフィール



宮野真生子(みやの・まきこ)


哲学者であり、福岡大学の准教授として勤務。人間科学に関する著作を多数持ち、日本の哲学史を色濃く反映した作品を執筆しています。

磯野真穂(いその・まほ)


医療人類学者であり、東京科学大学の教授。文化人類学を専門とし、社会における言葉の重要性をテーマに研究を進めています。

本書『急に具合が悪くなる』は256ページ、1899円という手頃な価格で販売されています。この作品は、人生の深淵を覗くための必読の一冊と言えるでしょう。


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