絵本「Mo Story 子猫のモー」がブックハウスカフェ大賞で金賞を受賞

絵本「Mo Story 子猫のモー」とは

2024年5月29日、待望の絵本『Mo Story 子猫のモー』がリリースされる。韓国在住の人気イラストレーター、チェ・ヨンジュが手がけた本作は、心温まる物語と美しいイラストで、すでに多くの読者から愛されている。

この絵本は、第8回ブックハウスカフェ大賞の絵本部門で金賞を受賞した。受賞作は、ブックハウスカフェスタッフによる厳選な投票によって選ばれ、本年度の選考対象作品には、多岐にわたる魅力的な絵本が揃った中からの栄誉だ。

物語のあらすじ

物語の主人公は小さな子猫・モー。ある眠れない夜、モーは窓の外に輝く「笑っている光」を見つけ、その光を追って森へと冒険に出かける。森でモーは、楽しく気さくな動物たちと出会い、彼らから旅に出る準備や初めて会う人への挨拶の仕方、気持ちを共有する方法などを学ぶ。

一方で、動物たちは森の奥に住む恐ろしいクマに対して警戒するようモーに警告する。果たしてモーはこのクマに遭遇することなく、「笑っている光」を見つけることができるのだろうか？冒険の舞台は、モーの成長と学びを通じて描かれている。

チームの紹介

本作の日本語翻訳は、人気芸人・漫画家のカラテカ矢部太郎が担当。彼の持つ独特の視点と温かみのある言葉選びが、原作の魅力を引き立てている。矢部は、過去にも心あたたまる漫画で多くの読者に親しまれ、今回の翻訳にも期待が寄せられている。

読者からの反響

すでに多くの読者から感想が届いている。ある読者は、素直さや知らないことへの恐れを描いている点に深く共感を寄せ、また別の読者は恐れない勇気を持つことの大切さを感じたとコメントしている。

さらに、「シックな色使いのイラストが印象的で、矢部さんの優しい言葉がぴったり合っている」と評価する声や、「挿絵があってもまだ文字が多く感じる子供たちにピッタリな一冊」との意見もあり、多様な層から支持を得ている。