エシカルジュエリーブランド「HASUNA」白木夏子さんの熱い思いを聞く

エシカルジュエリーブランド「HASUNA」の取り組み

エシカルジュエリーブランド「HASUNA」の代表を務める白木夏子さんが、TBSラジオ番組『嶌信彦人生百景「志の人たち」』に出演する予定です。1月19日と26日の放送では、彼女の人生やブランドの背景に迫ります。

白木さんの人生の原点

幼少期から自ら服やアクセサリーを作り出していた白木さんは、短大在学中に世界の貧困問題に関心を持つようになります。その後、イギリスの大学で国際協力を学ぶなか、夏休みの実習で訪れたインドで目にした衝撃的な現実が起業の原動力となりました。彼女はそこで、貧困層がどのような状況で生活しているのかを目の当たりにし、それに対する問題意識が芽生えたのです。

教育と経験

ロンドン大学を卒業後は国連人口基金やアジア開発銀行研究所でのインターンシップを経て、日本に帰国します。その後、投資ファンドに勤務しつつも、心の中には常に「社会に貢献したい」という思いがありました。

ブランド「HASUNA」の設立

ついに彼女は、その情熱を実現するために「HASUNA」を設立。ここでは、労働者に公正な賃金を支払うというミッションのもと、適正な環境で作られた宝石を使用した宝飾品を販売しています。白木さんは、商品の販売を通じて、世界中の貧困問題を知らしめると同時に、消費者に対しても意識改革を促しています。

美しいジュエリーの背後にある思い

「HASUNA」のジュエリーは、その美しさだけでなく、背後にあるストーリーやメッセージが魅力です。彼女が選ぶ素材やデザインには、必ず意味が込められており、消費者はただのアクセサリーを手に入れるのではなく、人間の尊厳や倫理をかけた作品を身につけることができます。

白木さんは、自らが経験した軌跡を通じて、良質なジュエリーの価値を再定義し、持続可能な未来を築くための道を切り開いています。