地元の夢をつなぐ音楽フェス「耳納 de FES」
2025年10月26日(日)、福岡県久留米市の緑化センターで開催される「耳納 de FES」。このイベントは、地域に根ざした音楽フェスティバルとして、毎年多くの参加者を魅了しています。今年も真心ブラザーズやNakamuraEmiなど、数多くのアーティストが出演し、地元の魅力を存分に感じられる内容が盛りだくさんです。
地元の期待が詰まった音楽フェス
耳納連山のふもとという緑豊かなロケーションで、このフェスは単なる音楽のイベントではなく、地域住民にとっての誇りを感じられる場でもあります。実行委員会は、地元出身のメンバーが中心となって構成されており、彼らの熱い思いがこのイベントを支えています。
「耳納 de FES」は、地域の人々が「子どもたちに誇れるイベントを」と立ち上げたことから始まりました。初代実行委員長の德冨さんは「地域に昔からあったお祭りが次第に減少していく中で、新たな形でのコミュニティの象徴を創りたかった」と語っています。この思いを実現するために、まずは3年間の運営を目指し、着実にイベントを根付かせてきました。
歴史を受け継いだ新たなイベント
第4回の開催を迎えた際、かつて35回続いた「田主丸耳納の市」が終了することになりました。このタイミングで久留米市が「耳納 de FES」を新しい地域祭りとして支援することを決定。これにより、各地の文化を受け継ぎながらも新しい形で地域の活性化を図ることが可能になりました。
また、運営方法も大きく変わり、無料イベントとしてより多くの人々に参加しやすくなっています。市のバックアップにより、多くのアイデアが実現し、地域住民とともに築く新たな文化が育まれています。
今年の注目内容
「耳納 de FES 2025」では、豪華なアーティスト陣がライブを行い、食の楽しみもふんだんに提供されます。地元の飲食店が出店し、地域の味を楽しむことができます。また、ドッグマルシェや子ども向けのアクティビティも充実しており、家族全員が楽しめる内容となっています。
特に注目なのは、夜に行われるライトアップアートやプロジェクションマッピング、そしてフィナーレに花火が打ち上がる点です。これにより、来場者は心に残る特別な時間を体験できます。
地域文化の未来を見据えて
実行委員会の中には様々な世代のメンバーがいるため、新しい風を感じさせる運営が行われています。実際に、イベントを訪れて運営に興味を持つ人々が増えているそうです。そこで、若い世代がどんどん関わっていくことで、地域文化がさらに豊かになることを期待しています。
このように「耳納 de FES」は、地域の活性化だけでなく、未来の文化を育てるための重要なイベントとなっています。ぜひ、2025年には福岡県田主丸で一緒に思い出を作りましょう!