泥まみれの猫との愛の日々を描く画集
2026年1月28日、待望の画集『コイモ 小熊香奈子画集』が発売されます。著者の小熊香奈子さんは、愛猫コイモとの日々を通じて猫の魅力を余すことなく表現した作品を発表しています。本書は、猫好きにはたまらない内容となっており、すでに楽天ブックスの「美術部門」でのランキングも1位に輝く話題作です。
小熊香奈子とは?
小熊香奈子さんは、大阪府和泉市出身の日本画家で、現在は和歌山にアトリエを構えています。大阪芸術大学大学院芸術制作研究科の修士課程を卒業後、第43回日春展奨励賞や第8回日展特選など、数々の受賞歴を持っています。彼女の作品は、漁港で捕れた魚や実家の野菜など、身近なモチーフが多く、精緻な筆致で描かれ群を抜いた美しさを誇っています。
コイモとの出会い
小熊さんの作品には、必ず彼女の愛猫コイモ(6歳♀)が登場します。コイモは、2019年5月に母猫とはぐれ、近所の溝で鳴いていたところを小熊さんが保護した猫です。泥まみれで、掘りたての里芋に似ていたことから、名前は「コイモ」と名付けられました。コロナ禍でコイモとの時間が増える中、彼女の創作も活発になり、共に過ごした日々が作品として表現されるようになりました。
観察がもたらす愛らしい表情
本書には、コイモのスケッチが多数収められています。その制作過程では、写真を参考にするのではなく、何度も観察を繰り返し、コイモの動きや感情を捉えています。小熊さんが描く猫の姿は、リアルさを保ちながらも、彼女独自の「猫らしさ」をデフォルメし、見る人の心に響く作品となっています。
画集の内容について
画集の前半部分では、コイモが日常の様々なシーンに登場します。食卓や鏡の前、飼い主の衣服の上でくつろぐ様子が描かれ、猫との心温まる日常が表現されています。後半では、幻想的な世界観が広がり、花々が咲き乱れる中で昼寝するコイモや蝶々と戯れるシーンが楽しめます。特に、細かく描き込まれた草花や蝶々、豪華な花々の描写には目を奪われること間違いなしです。
インタビューや他のスケッチも収録
本画集には、小熊さんへのインタビューや、花や魚、野菜のスケッチ、さらにはコイモの日常を写したスナップ写真も収められています。コイモが創作活動を見守ったり、時には邪魔をする様子からは、猫と生活する喜びが伝わってきます。
本書の中で小熊さんは、「コイモの柔らかさや温もりを思いながら、一本一本毛並みを描いていくことは、コイモと過ごす一日一日を重ねることに似ています」と語っています。
書籍の詳細
- - 書名:コイモ 小熊香奈子画集
- - 著者:小熊香奈子
- - 発行:辰巳出版株式会社
- - 発売日:2026年1月28日
- - 定価:1,980円(本体1,800円+税)
- - 体裁:A5判(縦210×横148mm)/144ページ/オールカラー
この画集は、愛猫とのかけがえのない時間を反映した作品として、多くの人に猫への愛情を再認識させてくれることでしょう。共感を呼ぶその表現力にぜひ触れてみてください。