中野で開催する大人と子どものための特別ワークショップ
2025年12月21日(日)、松竹芸能株式会社とヒューリック株式会社が共催する「大人と子どもの情報分断解消 Robloxワークショップ」がこどもでぱーと中野で行われます。このイベントは、現代の社会問題である大人と子どもの情報格差を解消し、ITリテラシーを向上させることを目的としています。
深まる情報分断の実態
近年、インターネットの普及により、情報が大人と子どもで大きく異なる状況が広がっています。昔はテレビを一家で共有して観ることが多かったため、情報が比較的均一でした。しかし、今は皆が個々のデバイスで異なるコンテンツにアクセスし、例えば子どもがゲームやSNSで得ている情報が大人とは大きく異なるのです。特に「Roblox」のようなプラットフォームにおいて、この情報分断が顕著になっています。
Robloxとは?
「Roblox」は、世界中で1.5億人以上が利用するオンラインゲームプラットフォームです。日本国内でも多くの子どもがこのゲームに熱中しており、ユーザー自身がゲームを作成し、他のプレイヤーと楽しむことができます。子どもたちは自分のオリジナルキャラクターをカスタマイズしながら、多様な体験を通じてメタバースを楽しんでいます。
セキュリティとリテラシーに関する課題
一方で、Robloxには子どもを狙った犯罪や、子ども自身が加害者になるケースも存在します。ITネイティブである子どもたちは、テクノロジーの危険性をあまり実感できていません。大人世代は、インターネット黎明期の経験から、危険を想像することができるのですが、今の子どもたちはその感覚が薄いのが現状です。これからは、ただコミュニケーションを楽しむだけでなく、安全に利用するリテラシーを身につけることが必要不可欠です。
ワークショップの目的
本ワークショップでは、「子どもと共に学ぶ」という新しいアプローチが取り入れられています。デジタルリテラシーを高め、安心して遊び・学ぶ環境を整えることが重要です。このイベントでは、Robloxエバンジェリストの角田拓志氏が講師として参加し、親子で学び合えるプログラムが用意されています。子どもたちがRobloxを通じて安全に世界を楽しむための知識を深める機会となることを目指します。
イベント概要
- - イベント名: 大人と子どもの情報分断解消 Robloxワークショップ
- - 開催日時: 2025年12月21日(日)16:00~18:00
- - 開催場所: こどもでぱーと中野9階
- - 対象者: 小学生の子どもとその保護者
- - 定員: 先着30名
- - 参加費: 無料
- - 講師: 角田拓志(松竹芸能所属 Robloxエバンジェリスト)
- - プログラム内容:
- 子どもによるRobloxの実演・説明
- 大人向けの安全利用ガイダンス
- 親子でのワークショップ体験
- 質疑応答セッション
- - 申込方法: 下記フォームよりお申し込みください
【お申込みフォーム】
こどもでぱーとの紹介
こどもでぱーとは、ヒューリック株式会社がリソー教育・コナミスポーツと連携して展開する新たな子育て・教育の場です。今年4月には中野とたまプラーザで開業し、全国規模での事業展開を目指しています。ここでは、様々な習い事やサポートサービスを提供し、親の子育てにかかる負担を軽減しています。
主催企業の紹介
ヒューリック株式会社は、不動産業を主な事業とする企業で、代表取締役社長は前田隆也氏です。多様な不動産関連のサービスを展開しており、社会貢献活動にも積極的です。
このワークショップを通じて、親子で情報について一緒に学び、共通の趣味や話題ができることを期待しています。参加は無料なので、ぜひご応募ください。