銅版画家・多賀新が描く幻想の世界
江戸川乱歩文庫での装丁で広く知られる銅版画家・多賀新。彼の独特な幻想と怪奇が交錯する作品たちは、多くの人々の心を掴んでやみません。そんな多賀新が、満を持して自身の作品をまとめた画集をリリースするために、クラウドファンディングを通じた支援をお願いしています。
クラウドファンディングの詳細
このクラウドファンディングは「CAMPFIRE」サイトにて2025年4月21日から5月31日までの約40日間にわたって行われます。画集はA4判の上製本で、320ページからなるボリューム感満載。定価は18,000円(税別)で、2025年5月下旬に発行を予定しています。支援することで、この貴重な記録を未来に残す一助となることができます。
美術出版の今、そして未来
今日、アートの世界は様々な挑戦に直面しています。その中でも美術出版の厳しさは特筆すべきものがあります。特に、多賀新の手法である伝統的な銅版画は、デジタル技術の急速な進展により、その存在感が薄れてしまう危機にあります。ここでのクラウドファンディングは、そんな美術出版の弱体化に一石を投じるプロジェクトとしても意味を持っています。
乱歩文庫と多賀新
多賀新の作品は、江戸川乱歩文庫のカバー装丁としてもおなじみです。春陽堂が手がけるこれらの文庫が、多賀新の作品で華やかに彩られ、その存在意義を強く印象づけています。彼の銅版画は、ただの絵画を超え、文学とのコラボレーションを果たすことで、一層の魅力を放っているのです。
支援の呼びかけ
今回は、ただの画集出版ではなく、現代日本の銅版画の歴史に新たなページを加える取り組みでもあります。多賀新の集大成ともいえるこの画集が実現するためには、皆さんの力が必要です。美術の未来を支える一助として、このプロジェクトに参加してみませんか?特別なリターンも用意されていますので、ぜひ詳細を確認してみてください。
この機会に多賀新の幻想的で怪奇に満ちた銅版画の魅力を再発見し、共に未来へとその美をつなげていきましょう。クラウドファンディングの賛同者となり、この貴重な宝物を手にするチャンスをお見逃しなく!