堤と比嘉の激闘
2025-05-03 06:30:33

堤聖也と比嘉大吾、激闘の舞台裏を語るWOWOW特番の魅力

激闘を振り返る特番!『エキサイトマッチSP』



ボクシングファン待望の特番が、5月5日(月・祝)午後9:00よりWOWOWで放送されます。今回はWBA世界バンタム級王者・堤聖也と元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾の二人が初めて番組で共演し、2月24日に行われた壮絶な試合を振り返ります。この試合は有明アリーナで行われ、ダウン応酬の末引き分けという結果に終わりました。試合後、両者がその時の心境を交えながら自らの手で解説することは、非常に珍しい機会です。高校時代から親交があった二人だからこそ実現したこの企画は、ボクシングファンはもちろん、一般視聴者にも訴える内容となっています。

高校時代からのライバル



熊本県出身の堤聖也と沖縄県出身の比嘉大吾。彼らは高校時代に二度対戦し、そのすべてを堤が制しましたが、プロとなってからも2020年10月に対戦し、双方の力量を認め合う好勝負が繰り広げられました。今回の世界戦が決まるや、堤は「再戦の舞台が世界戦というのは最高だと思った。ビックリ感はあったけれど俺たちだからできると思った」と語っています。一方の比嘉はその気持ちに同意し、試合前日には「お互い頑張ろう」と労をねぎらったとのことです。

静かなスタートからの激闘



試合開始から、二人の間には静けさがありました。特に初回の打撃戦は予想外の展開となり、両者はお互いの特長を探りながら、徐々にペースをつかもうとしました。挑戦者である比嘉がジャブを巧みに使い、主導権を握る場面も見られました。「ジャブで突き勝とうと思った」という比嘉に対し、堤も「ジャブの差し合いでペースをつかみたかった」と振り返ります。

予期せぬアクシデント



第4ラウンドでは偶然のバッティングが発生し、堤は眼の上を切るというアクシデントに見舞われます。このケガにより、堤にとっては大きなハンディキャップとなりました。比嘉もそれを狙った打撃を繰り出すなど、試合は熾烈を極めます。「あの後も大吾は俺の傷を狙ってきた」と堤は笑いながらその場面を振り返りました。

ドラマティックな展開



9ラウンド目にはさらにドラマが生まれます。比嘉の左フックが堤を捉え、ダウンを奪った場面では、両者の激闘が一段と盛り上がりました。その後に堤は反撃し、比嘉もまた素早い動きで応戦。結果的に、試合は114対114のドローという結末を迎えることになりました。

次なる展望



試合から3日後、堤と比嘉は共に食事をし、試合の振り返りをしました。引き分けで初防衛を果たした堤の次戦は、秋が有力視されています。一方の比嘉は進退については「ノーコメント」とだけ述べ、今後の展開に注目が寄せられています。

そんな中、次の特番『エキサイトマッチSP』では、ボクシングファンにとって見逃せない映像が披露される予定です。激闘の裏話や技術解説を通じて、視聴者に新たな感動を届けること間違いなしです。是非、5月5日の放送をお見逃しなく!


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