バーチャルショートドラマ『本気出すのは明日から。』が好調スタート
バーチャルショートドラマの新たなパイオニア、アカウント「本気出すのは明日から。」が、開始からわずか3ヶ月で総再生回数1億回を達成し、フォロワー数も10万人を突破しました。このアカウントは、株式会社CREAVEによって運営されており、彼らはクリエイターと共に企業のマーケティング課題を解決するクリエイティブ支援会社です。
アカウントの成功の背景
「本気出すのは明日から。」のコンセプトは、努力してきた主人公が向き合う未知の世界と、成長する若者たちの甘酸っぱい青春物語。視聴者がまるで登場人物の一部となったかのように体験できる、バーチャルショートドラマ(VSD)の魅力を最大限に引き出しています。
アカウントは、特にTikTokやInstagramでの展開が注目を集めており、TikTokでは5.5万人、Instagramでは4.3万人のフォロワーを持っています。また、YouTubeでも8,800人を超えるフォロワーがついており、各プラットフォームでのフォローが漫画やドラマ好きの若者の心を惹きつけています。
SNSマーケティングの革新
CREAVEの代表、中村真奈氏は、「IPの価値は認知度 × コアファンの数に依存する」と述べています。短期間での再生回数やフォロワー数の増加は単なるスタートであり、今後は「コアファン」を育成することが重要だと強調しています。 これを実現するための施策として、短編ドラマを通じてなかみのあるコンテンツを提供し、視聴者を惹きつける手法が注目されています。
バーチャルショートドラマの可能性
現代のマーケティングにおいては、視聴者が興味を持って自発的にコンテンツを見たくなるような施策が求められています。CREAVEでは、TikTokからYouTubeなど、視聴者が自発的に訪れるプラットフォームへの誘導を重視しながら、バーチャルショートドラマの魅力をさらに広めていく方針です。
CREAVEのマーケティング支援の実績
CREAVEは、これまでに300社以上の企業と協力し、SNSマーケティングでの様々な成功事例を持っています。商品の魅力を自ずと引き出すプロダクトプレイスメントを活用し、視聴者に“広告らしくない”プロモーションを実施することで、企業のブランドイメージ向上にも寄与しています。
最近では、オエノングループのショートドラマ制作や、アプリ「BUMP」での作品がトップ3にランクインするなど、その成功は着実に拡大しています。2025年には、自社のIPを立ち上げて市場に新たな挑戦をすることを視野に入れています。
新プロジェクトの動き
CREAVEは、7月から新たなVSDアカウントを開設する予定で、社会人の日常をテーマにした新しい物語を展開することを発表しました。この新アカウントに関するキャストオーディションも開催中で、これからの作品がどのように展開されていくのか非常に楽しみです。詳細は公式サイトや各SNSで確認できます。
CREAVEが掲げる「温度ある繋がりを感じられる世界へ」というミッションは、バーチャルな世界でも現実のつながりを大切にしながら、革新を続けていく姿勢を象徴しています。今後ますますの成長が期待される彼らの今後に、目が離せません。