北村明子が描くアジアの死生観を探るダンス作品「THE LONG STRONG HAPPY DEATH」
北村明子が手掛ける「THE LONG STRONG HAPPY DEATH」の魅力
ダンス作品「THE LONG STRONG HAPPY DEATH」が、フィリピンの振付家ロサム・プルデンシャド・ジュニアやインドの声楽家マヤングランバム・マンガンサナ・メイテイを迎え、国際的な共同制作として上演されます。この作品は、北村明子が日本、フィリピン、インドをつなげる形で、記憶や死というテーマを探求しています。
1. 作品の背景
「THE LONG STRONG HAPPY DEATH」は、北村明子が展開する「Xstream project」の第2弾となる作品です。本作では、異なる文化や歴史をもつ三国のアーティストが集まり、それぞれが異なる視点から「死」に関する物語を紡ぎ出します。2023年に発表された第一作『Soul Hunter』に続き、今作ではフィリピンのロサム・プルデンシャド・ジュニアと共に新しい地平を切り開くことを目指しています。
北村明子の「THE LONG STRONG HAPPY DEATH」は、単なるダンス作品ではなく、異なる文化や人々の経験が交錯する舞台であり、観客に新たな視点をもたらす機会となることでしょう。この作品の上演は、11月1日から5日までの間、東京・シアタートラムで行われます。ぜひこの機会に、共に「記憶と死」を巡る旅を体験しましょう。