アジアの死生観を探る
2025-10-15 11:50:20

北村明子が描くアジアの死生観を探るダンス作品「THE LONG STRONG HAPPY DEATH」

北村明子が手掛ける「THE LONG STRONG HAPPY DEATH」の魅力



ダンス作品「THE LONG STRONG HAPPY DEATH」が、フィリピンの振付家ロサム・プルデンシャド・ジュニアやインドの声楽家マヤングランバム・マンガンサナ・メイテイを迎え、国際的な共同制作として上演されます。この作品は、北村明子が日本、フィリピン、インドをつなげる形で、記憶や死というテーマを探求しています。

1. 作品の背景



「THE LONG STRONG HAPPY DEATH」は、北村明子が展開する「Xstream project」の第2弾となる作品です。本作では、異なる文化や歴史をもつ三国のアーティストが集まり、それぞれが異なる視点から「死」に関する物語を紡ぎ出します。2023年に発表された第一作『Soul Hunter』に続き、今作ではフィリピンのロサム・プルデンシャド・ジュニアと共に新しい地平を切り開くことを目指しています。

2. 出演者の紹介



多様なバックグラウンドを持つダンサーたちが集結し、作品に厚みをもたらします。主な出演者には、国際的な評価を受ける井田亜彩実、身体性にこだわる辻本佳、人気ダンスカンパニー「Co.山田うん」のメンバーである黒田勇や西山友貴などが名を連ねています。彼らのパフォーマンスが、観客に深い感動を与えることでしょう。

3. フィリピンとのコラボレーション



フィリピンからはロサム・プルデンシャド・ジュニアが制作に参加し、クリエイションのプロセスにも関与しています。彼の独自の身体表現と歴史的背景が、本作に新たな価値をもたらします。

4. 楽器の響きを体感



インドの伝統音楽の演奏家マヤングランバム・マンガンサナ・メイテイが舞台に参加し、歌声を通して感情の深さを表現しています。その声は、舞台の動きと一体になり観客を引き込む力を持っています。儀礼的な要素が盛り込まれた楽曲が流れる中、ダンサーたちの表現がどのように融合してゆくのかが見ものです。

5. 音楽監督の存在



音楽ディレクターには、著名アーティストへの楽曲提供で知られる横山裕章が参加。彼の手がける音響の世界が、ダンス作品にどのような影響を及ぼすのか注目されます。

結論



北村明子の「THE LONG STRONG HAPPY DEATH」は、単なるダンス作品ではなく、異なる文化や人々の経験が交錯する舞台であり、観客に新たな視点をもたらす機会となることでしょう。この作品の上演は、11月1日から5日までの間、東京・シアタートラムで行われます。ぜひこの機会に、共に「記憶と死」を巡る旅を体験しましょう。


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