第10回文化庁翻訳コンクール受賞者発表と国際文芸フォーラム2026開催について
2023年、文化庁は「第10回文化庁翻訳コンクール」の受賞者を発表しました。このコンクールは、日本の優れた文芸作品を海外に届けるための翻訳家の発掘・育成を目的に開催されています。昨年の参加者数を大きく上回る438人がエントリーし、各部門から選ばれた受賞者たちが注目を集めています。
応募数が前年の約2倍に
今年のコンクールは、現代文学部門(英語・スペイン語)と古典文学部門(英語)の3部門に分かれて行われました。現代文学部門では、英語部門325名、スペイン語部門70名、古典文学部門は英語で43名が参加しました。昨年度から参加者数が約2倍に跳ね上がり、多くの才能が集まりました。
受賞者の発表
以下は、コンクールで受賞を果たした翻訳家たちです。
- - 現代文学部門(英語) の最優秀賞には、アメリカのChelsea Marie Bernardが選ばれました。
- - 現代文学部門(スペイン語) では、スペインのMikel García Alijaが最優秀賞を受賞。
- - 古典文学部門(英語) の最優秀賞は、アメリカのRyan Hintzmanが受賞しています。
受賞作品や審査の結果については、文化庁翻訳コンクールの公式サイトで詳しく見ることができます。
国際文芸フォーラム2026の開催
受賞式に併せて、今年から名称を「国際文芸フォーラム」とボ変更したシンポジウムの開催が発表されました。このフォーラムでは、日本の文芸文化を支持するクリエイターたちや翻訳家が一堂に会し、文芸作品の翻訳やグローバルビジネスをテーマに議論を深めます。
シンポジウムの主な内容
シンポジウムは、2部構成となっており、以下のようなプログラムが用意されています:
- - 第1部では、作家の王谷晶氏、柚木麻子氏、翻訳家のサム・ベット氏が登壇し、作家と翻訳者の「共鳴力」が作品にもたらす影響について話し合います。
- - 第2部では、著名な作家の小川哲氏、桐野夏生氏、文芸エージェントの森健一氏が、文芸をグローバルビジネスとして発展させる可能性について討論を行う予定です。
開催日程と会場
フォーラムは令和8年2月12日(木)に御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターで開催され、入場は無料ですが、定員は400名に限られています。参加を希望する方は、事前に申し込みが必要です。
また、報道関係者向けの取材受付も行っており、参加希望者は期日までに連絡をするよう案内されています。
結びに
文化庁による翻訳コンクールと国際文芸フォーラムの開催は、日本の文芸文化を国際的に発信するための重要な一歩です。これからもこのようなイベントが続き、多くの文芸作品が世界に羽ばたくことを期待しています。