日本の城に興味を持ちながらも、どこから学び始めればよいか悩んでいる方にぴったりな一冊、『ゼロから分かる! 図解日本の城入門』が、2026年4月23日に発売されます。著者は、日本城郭協会の理事である小和田泰経氏。彼は数多くの城案内を行ってきた経験を基に、この本を執筆しました。城の魅力を初めて学ぶ方々に向けたこのガイドブックは、詳細に描かれたイラストで視覚的にも楽しめる内容です。
この書籍は、城にまつわるさまざまな知識をわかりやすく伝えることを目指しています。初めて訪れる方でも安心して理解できるよう、豊富な図解やイラストが用意されています。例えば、一般的に城といえば天守をイメージする方が多いですが、本書では石垣の内部構造や防御機能についても詳しく解説。約200点のオリジナルイラストが、その内容をより際立たせる手助けをしています。
なぜ城がその場所に建てられたのか、どのような理由でその構造になったのかといったギモンに答えるため、著者が現場でよく耳にする質問をしっかり反映させています。例えば、「城を建てる理想の場所は?」「お堀の幅はどう決まる?」といった疑問に対しても、明快な解説を行います。これにより、読者はただお城を訪れるだけでなく、その背景にある歴史的・文化的な意味を考えながら楽しむことができるのです。
さらに、本書には「日本の名城一覧」という特別なセクションも用意されています。これを参考にすれば、読後すぐに実際の城めぐりを始めることができます。著者の言葉を借りれば、城を巡る楽しみの第一歩は「なぜそこに城があるのか?」を推測することにあるとのこと。城をただの建物としてではなく、その歴史や人々の生活を紐解くための框として捉えることが、現地での理解を深める鍵となります。
本書は、入門者向けにわかりやすく構成されており、城の基礎知識から始まり、攻城戦の実際、さらには城下町での暮らしを知ることができます。これにより、読者は日本の城の全体像を段階的に学ぶことができ、より深い理解へと導かれます。実際に城を訪れた際には、著者の解説によって感じたことが更に豊かになるでしょう。
著者の小和田泰経氏は、日本中世史を専門とし、戦国時代の武将や城郭に関する知識が豊富です。彼の独自の視点や見解が本書に盛り込まれているため、ただの入門書にとどまらず、城をより深く知るための価値あるガイドとなることでしょう。彼の過去の著作や、NHK大河ドラマ『どうする家康』での資料提供なども、その裏付けとなっています。
『ゼロから分かる! 図解日本の城入門』は、城を深く知るための扉を開く一冊です。お城ブームの今、ぜひ手に取ってその魅力を体感してみてください。