アイヌ文化フェスティバル 2025
アイヌ文化への理解を深める絶好の機会となる「アイヌ文化フェスティバル」が、2025年11月24日(月・振替休日)、苫小牧市民会館で開催されます。このイベントでは、舞踊や音楽、講演、試食、ワークショップなどが行われ、アイヌ文化を余すところなく体験することができます。事前の申し込みは不要で、参加は無料とあって、誰でも気軽に訪れることができるのが特徴です。
大ホールステージの部
この日のメインイベントは、大ホールで行われるプログラムです。12:30から開場し、13:30に開演予定です。まずはアイヌ文化賞とアイヌ文化奨励賞の贈呈式からスタートします。これに続いて、著名な講演者である中川裕氏による基調講演「今を翔けるアイヌ語-アイヌ語の現在と未来」が行われ、アイヌ文化の現状や未来についての貴重な視点が提供されます。
特別公演では、OKI&MAREWREWがパフォーマンスを披露します。彼らの音楽に触れながら、アイヌ文化の魅力を体感しましょう。また、アイヌ古式舞踊を披露するPARARUの公演も予定されており、その優雅な舞いによって、アイヌの伝統を直に感じることができます。さらに、口承文芸としてアイヌ語弁論大会「イタカンロー」の受賞者も登場し、アイヌ語の表現力を味わえる機会も設けられています。
ワークショップ
会場の小ホールは、朝9:30から開場し、10:00からアイヌ語弁論「イタカンロ―」がスタートします。観客の心を掴む eloquent なスピーチが期待されます。
一方、ワークショップエリアでは、アイヌ料理の試食体験が行われます。先着300名に限られているため、早めの参加をおすすめします。さらに、苫小牧うぽぽが主催するアイヌ工芸作品展や、ムックリ(アイヌの楽器)演奏体験も実施中です。体験者にはなんとムックリのプレゼントが!このほかにも、アイヌ文様を使った切り絵体験等、多彩なコンテンツが準備されています。
アクセス情報
フェスティバルは苫小牧市民会館(苫小牧市旭町3丁目2番2号)で行われます。会場には限られた台数の駐車場しかないため、公共交通機関を利用することをぜひ推奨します。アイヌ文化の深い世界に触れられるこの機会をぜひお見逃しなく!多彩な体験が待ち受けています。詳細については、主催である公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市中央区北1条西7丁目、TEL 011-271-4171)までお気軽にお問い合わせください。