日本ポップスの魅力を知る一冊！増刷決定『日本ポップス史1966-2023』

日本ポップスの魅力を再考する一冊

著者スージー鈴木による『日本ポップス史1966-2023あの音楽家の何がすごかったのか』が、発売直後に増刷を決定しました。本書は、音楽好き必見の一冊であり、特に日本のポップ音楽の全体像を掴むために非常に重要な参考資料となっています。

増刷の背景

発売からわずか1週間での増刷は、確実に読者からの高い評価を反映しています。スージー鈴木さん自身も、「この本が『推し』以外の音楽を知る機会になれば嬉しい」と語っています。彼女は、1966年から約60年にわたる日本の音楽史を振り返り、「音楽発展の大前提は平和である」という考えを強調しています。

本書の特長

本書の最大の特長は、単なる音楽家の伝記に留まらず、30人の著名音楽家たちを通じて日本のポップ音楽の歴史を一貫して描いている点です。特に、時代と音楽との関わりに焦点を当てた「通史」として、作品性だけでなく大衆性やセールスも考慮されています。

内容紹介

本書は複数の章に分かれており、各時代の重要な音楽家について詳しく解説しています。具体的には、以下のような構成になっています：

- 序章: 1972年の吉田拓郎
- 第1章 (1966-1979): かまやつひろしから小田和正まで、幅広いアーティストが紹介されています。
- 第2章 (1980-1994): 佐野元春や小室哲哉など1980年代の关键音楽家たちの影響を深掘り。
- 第3章 (2016-2023): 宇多田ヒカルや米津玄師など、近年のヒットメーカーに焦点を当てています。

また、特別に公開された「2018年の米津玄師」については、彼が音楽界に与えた影響を探る内容となっています。これにより、本書は「米津玄師以前」と「以後」に何が変わったのかを示す素晴らしい資料となっています。

試し読みと今後の動向

本書の「はじめに」や「序章1972年の吉田拓郎」は、すでに試し読みとして公開されています。著者のスージー鈴木さんは、様々な音楽家との繋がりを通して、音楽の履歴を描くこの本が、多くの読者に読まれることを望んでいます。

本書はすでにAmazonや楽天ブックスでも高評価を得ており、ランキングの上位に位置しています。特に、ジャパニーズポップスに興味がある方には、ぜひ手に取ってほしい一冊です。