介護職員のための終活サポートガイド
今般、スフィア法律事務所に所属する弁護士たちが共著で新しい書籍『「終活」の相談を受けたらどうする?弁護士が教えるケアマネジャー・介護職員のための適切な対応』を12月2日に発刊します。この書籍は、特に終活に関する不安を抱える介護従事者に向けて、実践的なアドバイスや知識を提供するものです。
誰におすすめ?
本書は、以下のような方々に特にお勧めです。
- - ケアマネジャーや介護施設職員として、さらなる支援スキルを向上させたい。
- - 法律の専門家でなくても、利用者をサポートするために必要な正しい対応を学びたい。
- - 忙しい業務の中で効率的に「終活」についての基本的な知識を得たい。
- - 医療や相続に関する複雑なケースに対し、円滑なプロセスを支えるための道筋を確立したい。
書籍の内容と特徴
本書は、弁護士たちが得意とする相続や法律問題に基づいて、介護職員が日常で直面する「終活」に関するさまざまな情報を集約しています。この書籍では、以下の内容が網羅されています。
- - 終活の基本的な理解:終活に関する基礎知識が丁寧に解説されます。
- - 法律や制度に関する知識:法的観点からの質問や応答が整理されています。
- - 財産や相続について:相続や遺言に関する具体的な情報が含まれています。
- - デジタル遺品についての知見も提供され、現代のニーズに応えています。
- - さらには、エンディングノートの活用法も示されており、実践的な資料として活用できるようになっています。
エンディングノートの手本
本書には、エンディングノートの記載例や記入ポイントも掲載されています。具体的には、基本情報や家族構成、資産情報などを記入する際の助けとなるテンプレートが用意されています。これにより、利用者がどのようにエンディングノートを活用するべきかを理解しやすくなっています。
著者の想い
著者の一人である上原佑人弁護士は、相続をトリガーに家族関係が壊れるケースを数多く見てきた経験を持っています。その中で、専門家へ相談することの重要性を強調しながら、「終活」に関する相談を受ける立場の介護職員が抱える悩みを軽減するために、この本を執筆したと述べています。
御厨佳帆弁護士も、介護施設の現場での実務経験を生かし、職員が終活に関する相談に自信を持って応じるための実用的なリソースとなることを期待しています。
まとめ
本書は終活についての幅広い知識を、介護職員が必要とする形で提供しており、法律への敷居を低くすることを目的としています。専門的な知識を持たない介護従事者でも、本書をきっかけに、利用者に対して適切なアドバイスができるようになれるでしょう。
書籍の詳細や購入については、
第一法規のストアサイトをご覧ください。アマゾンや楽天、紀伊国屋WEB STOREでも購入可能です。自身の知識を広げるための一冊として、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。