AIと映像制作の未来を考える特別セミナー開催
映像制作の現場は、急速に進化する生成AIによって新たな局面を迎えています。この度、株式会社ツクリエが運営する東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)は、特別セミナー「クリエイティブと法のあいだ:AI時代の映像制作を考える」を9月9日(火)に開催します。本セミナーは、AIがもたらす新たな可能性と共に、その背後にある著作権、倫理、雇用の問題など、現在の映像制作が直面する課題について深く考察する機会となります。
1. AIの影響と新しい問い
生成AIが映像制作の現場にもたらす可能性は計り知れません。しかし、その一方で、著作権や倫理、安全に関する多くの新たな問いが浮上してきます。前例のない環境下で、クリエイターたちは次のような疑問に直面しています。
- - AIをどのように活用すれば、表現を豊かにできるか?
- - どんなリスクに備えるべきか?
- - 私たちの仕事はこれからどう変わっていくのか?
このセミナーでは、映画監督の山口ヒロキ氏と、AIに関する法務の専門家、中山創氏をゲストに迎え、これらの問いについて議論を重ねる予定です。
2. セミナープログラム詳細
本セミナーは3つのセクションで構成されており、各セクションで異なる視点からの情報が提供されます。
第1部:映像制作におけるAI活用のリアル
映画監督にとって、AIは単なる道具にとどまらず、新たなる表現の選択肢へと発展しています。この部では、第1線で活躍する山口監督がAIをどのように用いているのか、実際の作品を交えながらそのプロセスを解説します。
第2部:クリエイターが知るべきAIと法の現在地
クリエイターは作品を作る際に、法的リスクについて理解することが不可欠です。この部分では、契約や素材利用に関するリスク、最新の法制度がクリエイターに与える影響について、弁護士の中山氏が具体的な事例を挙げて解説します。
第3部:クロストーク(山口監督 × 中山弁護士)
最後に、モデレーターを交えたクロストークでは、二人の専門家が「AIはどのように役立つのか?」や「仕事はどう変わるか?」といったテーマで熱い議論を展開します。特に、企業内で整備すべきガイドラインや注意すべき契約のポイントなど、実践的なアドバイスも豊富に提供されるでしょう。
3. セミナー参加情報
本セミナーは、2025年9月9日(火)に東京コンテンツインキュベーションセンター(中野区)で開催予定です。定員は60名で、参加費は無料となっており、興味のある方にはこの機会を通じて貴重な知見を得るチャンスです。参加希望の方は、締切である同日12:00までにお申し込みください。
4. TCICの役割とミッション
TCICは、市場におけるコンテンツ関連産業の活性化を目指した東京都の創業支援施設です。クリエイターや起業家が集い、情報や知識を共有しながら、コンテンツ産業の発展に寄与することを目的としています。興味のある方は、ぜひ公式サイトを訪れて、さらなる情報を得ていただきたいと思います。
AIと映像制作の未来を一緒に考え、次世代の映像制作に向けたビジョンを共有するこのセミナー。あなたも参加して、新たなクリエイティブの可能性を見出してはいかがでしょうか。